2017年度 イノベーション論   Theories of Innovation

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開講元
経営工学系
担当教員名
妹尾 大  七丈 直弘 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
IEE.D332
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2017年3月21日
講義資料更新日
2017年1月29日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この講義では、イノベーションとイノベーション・マネジメントにおける基本概念と基本枠組に焦点を当てる。まず前半では、イノベーションの類型、モデル、市場と技術のダイナミクスについて講義する。そして後半では、イノベーション・マネジメントにおける重要トピックについて議論する。
この科目は学生のイノベーションについての理解を手助けし、イノベーション・マネジメントに役立つ知見を提供する。

到達目標

イノベーションの概念を説明できるようになり、イノベーション・マネジメントの関連枠組のいくつかを使えるようになる。

キーワード

リニアモデル、連鎖モデル、ユーザー・イノベーション、オープン・イノベーション

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

前半でイノベーション論についての知識を得た後で、後半からは「ユーザー・イノベーション」および「オープン・イノベーション」の2つに対象を絞って、事例をもとに討議する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 オリエンテーション イノベーションという概念を説明できる。
第2回 イノベーションの類型 イノベーションの類型を説明できる。
第3回 イノベーションのモデル イノベーションのモデルの違いを説明できる。
第4回 市場と技術のダイナミクス イノベーションにおける市場と技術のダイナミクスを理解する。
第5回 イノベーション起点の経営戦略 イノベーション起点の経営戦略を理解する。
第6回 業種ごとの検討 イノベーションの影響について業種ごとの違いに着目して検討する。
第7回 ユーザー・イノベーション ユーザー・イノベーションという概念を説明できる。
第8回 ケース収集と吟味(1) 受講者が収集してきた事例を吟味し、ユーザー・イノベーションの典型例を2つ選択する。
第9回 ケース討議(1-1) 第1のケースにつき、独自の分析結果に基づいて討議する。
第10回 ケース討議(1-2) 第2のケースにつき、独自の分析結果に基づいて討議する。
第11回 オープン・イノベーション オープン・イノベーションという概念を説明できる。
第12回 ケース収集と吟味(2) オープン・イノベーションの典型例を2つ選択する。
第13回 ケース討議(2-1) 第1のケースにつき、独自の分析結果に基づいて討議する
第14回 ケース討議(2-2) 第2のケースにつき、独自の分析結果に基づいて討議する。
第15回 総括講義 各構成要素を全体像の中に位置づける。

教科書

OCW-iにアップする。

参考書、講義資料等

OCW-iにアップする。

成績評価の基準及び方法

期末レポート80%、発言によるクラス貢献20%

関連する科目

  • IEE.B330 : 行動経済・経営論
  • IEE.B331 : 応用ミクロ経済学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特に無し。

その他

担当:七丈直弘 非常勤講師

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