2016年度 システムLSI設計(システム設計)   Engineering of System LSI Design (System Design)

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開講元
情報通信コース
担当教員名
清尾 克彦  浅野 滋博  島崎 靖久  早瀬 健夫  若林 一敏  石川 淳士  山本 雅康  佐々木 茂 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金1-4(S321)  
クラス
-
科目コード
ICT.I501
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

VLSIによる組込みシステム等を実現するシステムVLSIのシステムレベルの最新の設計手法について学ぶ。

到達目標

システムVLSI要求仕様の定義やシステムアーキテクチャの設計法、検証法など、実際の事例を挙げながら解決方法の理解を深め、これからのLSI技術者やシステム技術者に不可欠な設計手法を習得する。

キーワード

システムVLSI、組込みシステム、要求仕様、システムアーキテクチャ、設計検証

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

VLSIのシステムレベル設計に関する様々な技術背景や設計手法を解説しながら、これらの課題を解いていく。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 通信系システムLSIとシステムレベルの低消費電力化 通信系システムLSIの概要とその低消費電力化手法を理解する。
第2回 カスタムプロセッサの開発(1) 組込みシステムにおけるカスタムプロセッサの役割や種類を理解する。
第3回 カスタムプロセッサの開発(2) 組込みシステムにおけるカスタムプロセッサの設計手法を理解する。
第4回 組込みシステムとその開発概要(1) 組込みシステム開発に関わる設計技術を理解する。
第5回 組込みシステムとその開発概要(2) 組込みシステム開発の開発工程を理解する。
第6回 組込みシステム要求仕様定義 組込みシステムの要求仕様とその導出方法や記述方法を理解する。
第7回 組込みシステム仕様定義(システム設計) 組込みシステムの仕様記述言語とその活用方法を理解する。
第8回 システムアーキテクチャ設計技術(1) システムアーキテクチャの設計工程やその設計技術を理解する。
第9回 システムアーキテクチャ設計技術(2) システムレベル記述言語(SystemC/SpecC)を理解する。
第10回 システムアーキテクチャ設計技術(3) ソフトウエア・ハードウエア協調設計手法について理解する。
第11回 システムアーキテクチャ設計技術(4) 動作合成技術とシステム設計への活用方法を理解する。
第12回 機能検証技術(1) シミュレーション検証手法とアサーションベース検証手法を理解する。
第13回 機能検証技術(2) 形式的検証手法について理解する。
第14回 モデルベース開発(1) モデルベース言語や設計環境を理解する。
第15回 モデルベース開発(2) モデルベース開発の実例について理解する。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

講義資料を事前に配布

成績評価の基準及び方法

課題レポートと出席状況による評価

関連する科目

  • ICT.I211 : 論理回路設計
  • ICT.I216 : 計算機論理設計(情報通信
  • ICT.I415 : VLSIシステム設計ICT.I415 : VLSI System Design

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

論理回路設計の知識を持っていることが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

isshiki[at]vlsi.ce.titech.ac.jp

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