2018年度 光と物質基礎論 IIc   Fundamentals of Light and Matter IIc

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開講元
電気電子コース
担当教員名
梶川 浩太郎 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金7-8(G221)  
クラス
-
科目コード
EEE.D533
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2018年4月5日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

マックスウェルの方程式をもとに、光の伝搬、反射、屈折について学ぶ。また、物質の光学応答の起源となる屈折率について、その巨視的および微視的な描像を理解することを目的としています。さらに、非線形光学効果、表面プラズモン、メタマテリアルについて理解し、今日のナノフォトニクスを理解する上での基礎的な知識を養います。
本授業は、光と物質基礎論Iで講義された内容の理解を前提としています。この授業の履修を推奨しますが、必須ではありません。

到達目標

マックスウェルの方程式をもとに、光の伝搬、反射、屈折について理解して、さらに、物質の光学応答の起源となる屈折率について、その巨視的および微視的な描像を理解することを目標にします。また、非線形光学効果、表面プラズモン、メタマテリアルについて基礎的な知識を持つことを目標とします。

キーワード

光の伝搬、反射、屈折、屈折率、非線形光学、表面プラズモン、メタマテリアル

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義の後、簡単な演習を行い理解度をチェックします。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 電磁波としての光 Maxwell方程式をスタートに光の伝搬について理解できること
第2回 屈折率の微視的および巨視的な描像 屈折率の微視的および巨視的な描像について理解できること
第3回 反射と透過、エバネッセント光 反射や透過、全反射現象およびエバネッセント光を理解できること
第4回 非線形光学効果I 非線形光学効果の基礎について学びます
第5回 非線形光学効果II 非線形光学現象について学びます
第6回 伝搬型表面プラズモン 伝搬型表面プラズモンを理解できること
第7回 局在表面プラズモン 局在表面プラズモンを理解できること
第8回 メタマテリアル メタマテリアル中で生じる様々な光学応答について理解できること

教科書

ありません

参考書、講義資料等

ありません

成績評価の基準及び方法

講義内容について,その理解度を評価する。
配点は,およそ期末試験(70%),演習(30%)とする。

関連する科目

  • EEE.D431 : 光と物質基礎論Ⅰ

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

光と物質基礎論I(EEE.D431)を履修しておくことが望ましい。

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