2022年度 ネットワーク構成   Network Architecture and Control

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開講元
情報通信系
担当教員名
山岡 克式  北口 善明 
授業形態
講義    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月7-8(S223)  木7-8(S223)  
クラス
-
科目コード
ICT.C305
単位数
2
開講年度
2022年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2022年6月13日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では,社会の重要なインフラストラクチャといえるインターネットなどの情報通信ネットワークに関して.その構成要素である通信プロトコルやネットワーク制御技術など,広範な情報通信ネットワークの構成技術を理解し,新たな通信網システムの設計や実現に応用するための基礎を築くことを目的とします.

到達目標

この講義の履修によって,階層構造・プロトコルなど情報通信ネットワークの基本的構成と代表的なネットワーク制御機構を学ぶと共に,実用的な通信ネットワーク技術を幅広く理解することを,到達目標とします.

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
北口は1997-2008に株式会社インテックにて企業ネットワークの運用管理に従事し,講義ではその経験を生かした実践的な内容も取り扱います.

キーワード

情報通信システム,通信プロトコル,ネットワーク制御

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義により進める.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 電話網とインターネット 情報通信ネットワークの基本構成を説明できる.
第2回 インターネット概要 インターネットの成立過程を説明できる.
第3回 物理層とMAC MACプロトコルの目的を説明できる.
第4回 LAN LANの構成技術を説明できる.
第5回 IPv4 IPv4の特徴を説明できる.
第6回 経路制御技術 経路制御プロトコルの動作概要を説明できる.
第7回 Multicast マルチキャストの動作概要を説明できる.
第8回 IPv6 IPv6の特徴を説明できる.
第9回 演習
第10回 トランスポート:TCP, UDP TCPとUDPの動作概要を説明できる.
第11回 トランスポート:End-to-end原理とクロスレイヤ End-to-End原理を説明できる.
第12回 アプリケーション:DNS, mail関連プロトコル DNSとmailの動作概要を説明できる.
第13回 アプリケーション:WWW関連プロトコル HTTPやQUICの概要を説明できる.
第14回 期末試験 講義全体を復習しておくこと.

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

未定

参考書、講義資料等

TBD

成績評価の基準及び方法

情報通信ネットワークの構成技術やプロトコルに関する理解度により評価を行う.講義中に随時出題する小テストおよび試験で評価する.

関連する科目

  • ICT.C301 : ネットワーク基礎理論
  • ICT.C309 : マルチメディア伝送工学
  • ICT.C315 : 暗号技術とネットワークセキュリティ
  • ICT.C506 : 情報通信ネットワーク特論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

ICT.C301:ネットワーク基礎理論を履修していることが望ましい.

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