音声画像等を伝送するための信号処理、通信プロトコル、計測・提示の基礎技術について講義する。
音声画像等のコンテンツを流通させるため用いられる基本的な技術を修得する.
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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TV受像機のソフトウェア、Webシステムの開発経験を活かして、コンピュータグラフィクス、World Wide Webについての講義を行う。 |
マルチメディア、符号化、Web
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
講義を中心に、授業時間内に演習も行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス/人の感覚とマルチメディア | マルチメディアとその人の感覚との関係を理解する。視聴覚以外のメディアの状況を知る。 |
第2回 | 画像信号 | 画像信号について理解する |
第3回 | 画像符号化 | 画像の数値表現とJPEG の画像圧縮について理解する。 |
第4回 | 音声・オーディオ符号化の基礎 | 音声・オーディオ信号を蓄積・伝送する際のデータ量圧縮に利用される手法を理解する |
第5回 | 音声・オーディオ信号の特徴とモデル化 | 音声・オーディオ信号の特徴分析手法を理解する |
第6回 | 音声・オーディオ符号化 | 音声・オーディオ信号を蓄積・伝送する際のデータ量圧縮に利用される手法を理解する |
第7回 | 演習 | 演習 |
第8回 | 通信品質制御1 | 通信品質について理解する |
第9回 | 通信品質制御2 | 通信品質制御について理解する |
第10回 | 映像符号化 | 映像符号化の仕組みを理解する |
第11回 | 3次元コンピュータグラフィクスの基礎概念 | 3次元コンピュータグラフィクスの基礎概念を理解する |
第12回 | World Wide Webの仕組み | WWWの仕組みを理解する |
第13回 | ストリーミング | ストリーミングについて理解する |
第14回 | コンテンツ流通技術 | コンテンツ流通技術ついて理解する |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
指定なし。毎回講義資料を配布する。
村上伸一著「マルチメディア通信工学」東京電機大学出版局
原島博監修「画像情報圧縮」オーム社
音声画像等のコンテンツを流通させるため用いられる基本的な技術の理解度を評価する。
成績は、講義内で実施のミニレポートで20~30%、期末試験で残りを配点する。
履修の条件を設けない