2020年度 プログラミング発展   Advanced Computer Programming (ICT)

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開講元
情報通信系
担当教員名
尾形 わかは  松本 隆太郎  神原 裕行  CHU VAN THIEM 
授業形態
講義 /    (Zoom)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(情報工学系計算機室)  金5-8(情報工学系計算機室)  
クラス
-
科目コード
ICT.P208
単位数
2
開講年度
2020年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

プログラミング基礎で学んだことを元に,構造体,ポインタの扱いやファイル操作などを学習する.また,実践的なプログラミングにおいて重要な計算量の概念などアルゴリズム的な考え方の基礎についても解説する.これらによって,将来研究を遂行するために必要となる実践的なプログラミング能力を身に着ける.

到達目標

以下の能力を習得する.
- ポインタ,構造体,データ構造,適切な関数呼び出しを使ったプログラムの構成,ファイル操作など,実践的なプログラミングにおけるトピックを理解する.
- アルゴリズム的な考え方の基礎を理解する.
- 効率を考慮して小規模システムをC言語で実装できる.

キーワード

ポインタ,構造体,データ構造,プログラムの構成,ファイル操作

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

原則として,各週100分+200分の2回の実習で一つのテーマを扱う.
各実習は,教員による講義と演習からなる.
演習では,講義で学習したトピックに関連するプログラミング課題(C言語のプログラム作成など)を実施する.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 プログラミング基礎の復習 プログラミングの演習課題を通じて,プログラミング基礎で修得した内容全体を復習する.
第2回 アルゴリズム的考え方 プログラミングの演習課題を通じて,アルゴリズム的考え方を理解する.
第3回 ポインタの基礎 プログラミングの演習課題を通じてポインタの概念と利用方法を理解する
第4回 ポインタと動的メモリ割り当て プログラミングの演習課題を通じて動的メモリ割り当て概念と利用方法を理解する
第5回 構造体1:基礎 プログラミングの演習課題を通じて構造体の概念を理解と利用方法を理解する
第6回 構造体2:発展 プログラミングの演習課題を通じて構造体の概念と利用方法を理解する
第7回 データ構造1:データ構造の基礎と線型リスト プログラミングの演習課題を通じてデータ構造とそれらのプログラム中における利用方法を修得する
第8回 データ構造2:ハッシュテーブル プログラミングの演習課題を通じてデータ構造とそれらのプログラム中における利用方法を修得する
第9回 ファイル操作1:バイナリファイル プログラミングの演習課題を通じてファイル操作を利用した入出力方法を理解する
第10回 ファイル操作2:ファイルフォーマット プログラミングの演習課題を通じてファイル操作を利用した入出力方法を理解する
第11回 関数と再帰呼び出し プログラミングの演習課題を通じて関数の扱い方と再帰呼び出しを用いたプログラミングについて理解する
第12回 最終課題の説明 プログラミングの総合演習課題を通じて,この講義で修得した内容全体の理解度を深める
第13回 最終課題の説明 プログラミングの総合演習課題を通じて,この講義で修得した内容全体の理解度を深める
第14回 最終課題の発表会と講義のまとめ プログラミングの総合演習課題を通じて,この講義で修得した内容全体の理解度を深める

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学の学修規程で定められた時間を目安に行う。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

B.W.カーニハン, D.M. リッチ― (著),石田 晴久(訳) 『プログラミング言語C 第2版 ANSI規格準拠』

成績評価の基準及び方法

1) 各回の項目についての理解度を評価する
2) 評価は提出された課題による(100%)
3) 全出席が原則である
4) 欠席・遅刻やレポート提出遅れ・再提出を繰り返した場合は不合格とすることがある

関連する科目

  • ICT.P204 : プログラミング基礎(情報通信)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

"ICT.P204 : プログラミング基礎(情報通信)"を修得していることを強く推奨する

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