2017年度 プログラミング発展   Advanced Computer Programming (ICT)

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開講元
情報通信系
担当教員名
尾形 わかは  杉野 暢彦  神原 裕行  郡山 知樹 
授業形態
講義 /     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火7-8(情報工学系計算機室)  金5-8(情報工学系計算機室)  
クラス
-
科目コード
ICT.P208
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
2017年7月28日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

プログラミング基礎で学んだことを元に,構造体,ポインタの扱いやファイル操作などを学習する.また,実践的なプログラミングにおいて重要な計算量の概念などアルゴリズム的な考え方の基礎についても解説する.これらによって,将来研究を遂行するために必要となる実践的なプログラミング能力を身に着ける.

到達目標

以下の能力を習得する.
- ポインタ,構造体,データ構造,適切な関数呼び出しを使ったプログラムの構成,ファイル操作など,実践的なプログラミングにおけるトピックを理解する.
- アルゴリズム的な考え方の基礎を理解する.
- 効率を考慮して小規模システムをC言語で実装できる.

キーワード

ポインタ,構造体,データ構造,プログラムの構成,ファイル操作

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

原則として、各週に90分の講義と180分の演習を行う.演習では直前の講義で学んだ内容に関する演習課題のプログラミングを行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 プログラミング基礎の復習 プログラミングの演習課題を通じて,プログラミング基礎で修得した内容全体を復習し、アルゴリズム的考え方の基礎を理解する
第2回 ポインタ プログラミングの演習課題を通じてポインタの概念と利用方法を理解する
第3回 構造体 プログラミングの演習課題を通じて構造体の概念と利用方法を理解する
第4回 データ構造 プログラミングの演習課題を通じてデータ構造とそれらのプログラム中における利用方法を修得する
第5回 関数とプログラムの構成 プログラミングの演習課題を通じて関数についての詳細を理解し,プログラム構成の能力を身につける
第6回 ファイル操作 プログラミングの演習課題を通じてファイル操作を利用した入出力方法を理解する
第7回 学んだことのまとめ1(総合課題の説明) プログラミングの総合演習課題を通じて,この講義で修得した内容全体を組み合わせる方法を理解する
第8回 学んだことのまとめ2 (総合課題に対する補足説明) プログラミングの総合演習課題を通じて,この講義で修得した内容全体の理解度を深める

教科書

特になし

参考書、講義資料等

B.W.カーニハン, D.M. リッチ― (著),石田 晴久(訳) 『プログラミング言語C 第2版 ANSI規格準拠』

成績評価の基準及び方法

1) 各回の項目についての理解度を評価する
2) 評価は提出されたレポートによる(100%)
3) 全出席が原則である.
4) 欠席・遅刻やレポート提出遅れ・再提出を繰り返した場合は不合格とすることがある

関連する科目

  • ICT.P204 : プログラミング基礎(情報通信)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

"ICT.P204 : プログラミング基礎(情報通信)"を修得していることを強く推奨する

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