2016年度 感覚知覚システム   Sensation and Perception Systems

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開講元
情報通信系
担当教員名
中山 実  金子 寛彦 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月1-2(W834)  
クラス
-
科目コード
ICT.H313
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

人間にとって有効で親近感のある情報処理・通信・表示技術の開発に不可欠な人間の感覚知覚についての基礎知識を述べるとともに,感覚の定量化法や感覚処理のメカニズムを解説する.さらに,ヒューマン情報処理などの人間を中心とした情報通信工学の基礎について講義する.

到達目標

人間の感覚情報処理の基礎,および感覚情報処理と工学的な情報システムとの関わりを理解し,感覚の定量化法などの方法論を修得する.

キーワード

視覚情報処理、ヒューマン情報処理、感覚、心理物理

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の講義の冒頭で,復習を兼ねて前回の小テストの解答を解説します。講義の終わりにその日の教授内容に関する演習問題(小テスト)に取り組んでもらいます。各回の学習目標をよく読み,課題を予習・復習で行って下さい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 人間の感覚情報処理系の概要 講義および小テスト内容の復習
第2回 感覚知覚系の基礎 講義および小テスト内容の復習
第3回 前庭・体性感覚系の基礎 講義および小テスト内容の復習
第4回 視覚情報処理の神経生理 講義および小テスト内容の復習
第5回 視知覚の時空間特性 講義および小テスト内容の復習
第6回 色覚 講義および小テスト内容の復習
第7回 運動知覚 講義および小テスト内容の復習
第8回 空間知覚 講義および小テスト内容の復習
第9回 オブジェクト認知 講義および小テスト内容の復習
第10回 多感覚情報統合(聴覚,前庭覚を含む) 講義および小テスト内容の復習
第11回 眼球運動 講義および小テスト内容の復習
第12回 瞳孔応答 講義および小テスト内容の復習
第13回 心理物理的測定法 講義および小テスト内容の復習
第14回 感覚・生体計測 講義および小テスト内容の復習
第15回 知覚の発達と個人差 講義および小テスト内容の復習

教科書

特になし

参考書、講義資料等

R.L. Gregory, Eye and Brain 5th edition, Oxford press, 1998(日本語訳:「脳と視覚―グレゴリーの視覚心理学」(近藤,三浦,中溝訳), ブレーン出版, 2001)
J.M. Wolfe et al., Sensation & Perception, 3rd edition, Sinauer Associates, 2012

成績評価の基準及び方法

試験と講義毎の小問題により評価する.

関連する科目

  • 特になし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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