- 開講元
- 電気電子系
- 担当教員名
- 水本 哲弥
- 授業形態
- 演習 /実験
- メディア利用科目
- 曜日・時限(講義室)
- 火5-8(S322)
- クラス
- -
- 科目コード
- EEE.L301
- 単位数
- 2
- 開講年度
- 2016年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2016年4月27日
- 講義資料更新日
- 2016年6月30日
- 使用言語
- 日本語
- アクセスランキング
-
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講義の概要とねらい
この講義では，電磁気学，電子回路などの電気電子工学に関する関する知識を全て活用し，目標とする創作課題を学生が自ら設定し，設定した課題を創作することを通して学生の創造力を育むことを目的としている。
実験では少人数のグループを編成して，設定課題の討論，課題を完成させるための創作活動を行う。グループメンバーや教員との討論を基に，目標とする課題の設定，課題を達成するための実施計画を立案して創作活動を行い，これらの成果を段階的にまとめて発表する。一連の活動を通して，コミュニケーション力とともに，電気電子工学の知識を現実の問題に適用する課題設定力，課題の解決を図る力，一連のプロセスを実践する力を身に着けることをねらいとする。
到達目標
本講義を履修することによって次の能力を修得する。
１）実験をとおして，電気電子工学に関わる知識及び諸原理の理解を深めることができる
２）電気電子工学に関する知識をもとにした課題設定力を身に着けることができる
３）課題達成に至る過程で遭遇する課題を解決する力及び実践力を身に着けることができる
４）グループワークによるコミュニケーション力を身につけることができる
キーワード
ものつくり，創造性育成，電子工作，グループワーク
学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)
| ✔ 専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
授業の進め方
学生が自らの意思で，意欲的に課題を考案し，創作活動に取り組むことを基本とし，教員はこれを補助する役割で実験を進める。履修者は実験を自ら進める意欲的な姿勢をもち，グループワークを円滑に進めて課題設定，課題解決，とりまとめの発表に取り組んでほしい。実際の創作活動は，夏季休暇期間中にも行う予定であり，最終回では実験の成果発表会を開催する。
授業計画・課題
| 授業計画 | 課題 | |
|---|---|---|
| 第1回 | 実験の進め方に関する説明 | 実験の基本的な進め方を理解する |
| 第2回 | 実験課題設定に関するグループ討論 | 実験課題に関する自由な発想 |
| 第3回 | 実験課題の課題明確化と目標に関するグループ討論 | グループ討論による実験課題の絞り込み |
| 第4回 | 実験課題に関する一次企画案の発表 | 一次企画として実験課題を取りまとめる |
| 第5回 | 実験に関する安全講習会1 | 実験に関する安全上の注意点と機械工作の基本を修得する |
| 第6回 | 実験課題一次企画案に対するフィードバックとグループ討論 | 一次企画案に対するフィードバックの反映 |
| 第7回 | 実験に関する安全講習会2 | 実験に関する安全上の注意点と機械工作の基本を修得する |
| 第8回 | 実験課題の課題及び目標に関するグループ討論 | グループ討論による実験課題のブラッシュアップ |
| 第9回 | 予備実験1 | 実験課題に関する予備実験 |
| 第10回 | 実験テーマに関する二次企画案の発表 | 実験課題の二次企画を取りまとめる |
| 第11回 | 予備実験2 | 実験課題に関する予備実験 |
| 第12回 | 実験テーマ二次企画案に対するフィードバックとグループ討論 | 二次企画案に対するフィードバックの反映 |
| 第13回 | 課題の最終案の決定と実験計画 | 課題最終案決定，実験計画の策定 |
| 第14回 | 課題製作１ | 課題製作をとおして課題解決力を身に着ける |
| 第15回 | 課題製作２ | 課題製作をとおして課題解決力を身に着ける |
| 第16回 | 課題製作３ | 課題製作をとおして課題解決力を身に着ける |
| 第17回 | 課題製作４ | 課題製作をとおして課題解決力を身に着ける |
| 第18回 | 課題製作５ | 課題製作をとおして課題解決力を身に着ける |
| 第19回 | 課題製作６ | 課題製作をとおして課題解決力を身に着ける |
| 第20回 | 課題製作７ | 課題製作をとおして課題解決力を身に着ける |
| 第21回 | 組立て及び調整 | 最終調整の重要性を理解する |
| 第22回 | 発表準備 | 発表技術とコミュニケーション力の獲得 |
| 第23回 | 成果発表会 | 発表技術とコミュニケーション力の獲得 |
教科書
教科書は特に定めない。
参考書、講義資料等
必要な資料等は講義の中で指示する。
成績評価の基準及び方法
科目の目的の達成度を，製作課題の構想及び完成度（60%)，企画発表(20%)，成果発表会(20%)で評価する。
関連する科目
- EEE.E201 ： 電磁気学第一
- EEE.E202 ： 電磁気学第二
- EEE.C201 ： 電気回路第一
- EEE.C202 ： 電気回路第二
- EEE.C261 ： 制御工学
- EEE.C211 ： アナログ電子回路
- EEE.C321 ： デジタル回路
- EEE.C301 ： 電子計測
履修の条件(知識・技能・履修済科目等)
特になし。
連絡先（メール、電話番号） ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
tmizumot[at]pe.titech.ac.jp, 2578
