2016年度 コンピュータアーキテクチャ(電気電子)   Computer Architecture (Electrical and Electronic Engineering)

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開講元
電気電子系
担当教員名
中村 健太郎 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火7-8(S222)  
クラス
-
科目コード
EEE.C331
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 計算機のハードウェア,特にマイクロプロセッサの構成と基本動作,そのハードウェア記述や命令セットとそれを用いたハードウエアの制御について示します.メモリとバス構成,モデルアーキテクチャと基本命令セット,アドレッシング,スタック,レジスタ間命令の制御,メモリレジスタ間命令の制御,パイプライン,割り込み,I/O等の周辺(Peripheral)回路の制御について学びます.

到達目標

【到達目標】 本講義を履修することによって,マイクロプロセッサの基本的な動作と構成を理解し,そのハードウェア構成とプログラムによる制御を把握し,使うことが可能となることを目標とします.
【テーマ】 本講義では,計算機のハードウェアの基本的な動作と構成について学び,ハードウェア記述,命令セットを用いたハードウェア制御の基礎を身につけます.

キーワード

計算機ハードウェア,マイクロプロセッサ,ハードウェア記述,命令セット

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義と講義時間内で行う練習問題により進めます.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 コンピュータの基本構成 マイクロプロセッサの構成の理解
第2回 メモリとバス構成 メモリとバスの構成について基本的な説明をする
第3回 基本命令セット(アセンブリ言語) アセンブリ言語に関する基本練習問題を解く
第4回 基本命令セットとスタック 命令セットとスタックについての理解
第5回 サブプログラム サブプログラムの機能の理解
第6回 レジスタ間命令の制御 レジスタ間の命令の制御に関する演習問題を解く
第7回 パイプライン制御 パイプライン制御の基礎を説明する
第8回 信号処理プロセッサ 信号処理プロセッサに関する練習問題を解く

教科書

福本聡・岩崎一彦 (2015) 『コンピュータアーキテクチャ』 朝倉書店(予定)

参考書、講義資料等

デイビッド,A.パターソン・ジョン,L.ヘネシー (2014) 『コンピュータの構成と設計』(第5版(上,下))(成田光彰訳) 日経BP

成績評価の基準及び方法

期末試験(70%)と、練習問題解答(30%)により成績を評価する。

関連する科目

  • EEE.M221 : 計算アルゴリズムとプログラミング
  • EEE.C321 : デジタル回路

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし.

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