2018年度 洞察をひきだすための対話技法   Dialogue for elucidating insights

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開講元
エンジニアリングデザインコース
担当教員名
西條 美紀  大橋 匠  藤田 大悟 
授業形態
演習 /実験     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
ESD.E402
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2018年4月16日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

創造的なアイデアを得てプロトタイプを作り、事業プランを作成して、実際に事業を始めてそれを成功させるためには、自分と異なる他者との協働が欠かせない。そもそも創造的なアイデアは人から得られる知見と自分の考えをぶつけて得られる洞察なしにはうまれない。本講義では、自分とまったく異なる属性を持つ人から洞察を得るための対話技法の理論的背景を示し、理論に基づいたスキルの習得をはかる。あわせて「初等中等教育のアクティブラーニングビジネスにする」をテーマにグループワークを行い、プロジェクトマネジメントの技法を習得する。

到達目標

この授業の修了時までの到達目標は以下である。
1.対話と洞察についての基本的な知識と概念を習得する。
2.洞察を引き出す対話という概念を具体化するためのシークエンスを作り出せる。
3.自分と異なる人々とのプロジェクトマネジメントの経験ができる。
4.コミュニケーションとプレゼンテーションの力を伸ばす。

キーワード

insights ,dialogue. active learning in primary and secondary education, project managiment

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

コースの前半ではアクティブラーニングを職場/教育現場にどのように取り入れるか、あるいは国内外の教育実践でそれがどのように扱われているかについての講義を受ける。後半ではいくつかの班に分かれ、初等中等教育の教員、民間企業の社員らとともに初等中等教育においてどのようにアクティブラーニングを行うか、その学びを容易化するビジネスをどのように作り出すかについてのワークシップを行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 創造的なアイデア創出のために洞察を引き出すコミュニケーションとはなにか。どのようなスキルが創造的なアイデアのために必要か。 授業で教員が指示する。
第2回 アクティブラーニングはなぜ職場で必要か。アクティブラーニングと創造性の関係。
第3回 初等中等理科教育におけるアクティブラーニングの導入の現状とあるべきくふう
第4回 ワークショップ1: 洞察を引き出すコミュニケーション:理論と実践
第5回 ワークショップ2:洞察を引き出すコミュニケーション:理論と実践
第6回 ワークショップ3:職場・教育現場におけるアクティブラーニングの導入を容易化するためのビジネスデザイン
第7回 ワークショップ4:職場・教育現場におけるアクティブラーニングの導入を容易化するためのビジネスデザイン
第8回 ワークショップ5:職場・教育現場におけるアクティブラーニングの導入を容易化するためのビジネスデザイン

教科書

特になし

参考書、講義資料等

必要なものは授業中に配布する。

成績評価の基準及び方法

授業中の発表と宿題:50%
最終課題レポート:50%

関連する科目

  • ESD.E401 : エネルギービジネスにおける参加のデザイン
  • ESD.D403 : システムズエンジニアリング
  • ESD.A501 : エンジニアリングデザインプロジェクトA
  • ESD.A502 : エンジニアリングデザインプロジェクトB

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし。

その他

夏期集中講義として開講する。日時はOCWIを参照。

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