2021年度 バイオシステム基礎   Fundamentals of Bio-systems

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開講元
システム制御系
担当教員名
中島 求  倉林 大輔  塚越 秀行  宮﨑 祐介  中臺 一博 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(W321)  金5-6(W321)  
クラス
-
科目コード
SCE.R303
単位数
2
開講年度
2021年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2021年3月19日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では,生物の身体構造,神経と情報処理,行動と知能,ロコモーション,バイオミメティクス,人体運動の計測,スポーツ・福祉・リハビリテーションのシステムなどについて学習します.
生体はそれ自体が非常に複雑なシステムであり,われわれ人間を含む生体が関係する応用システムの開発のためには,生体をシステムとして捉える考え方が必須となります.本講義では,システムとしての生体についての基礎知識と,生体が関係する応用システム論についての知識を身に付けることをねらいとしています.

到達目標

本講義を履修することにより,以下の知識と能力を習得する.
1) バイオメカニクス・生体情報処理などの人間・生物の機能構造についての基礎知識を正しく理解し説明できる.
2) バイオミメティクスやスポーツ工学,福祉工学などの応用システム論についての知識を正しく理解し説明できる.

キーワード

生物の身体構造,神経と情報処理,行動と知能,ロコモーション,バイオミメティクス,人体運動の計測,スポーツ・福祉・リハビリテーションのシステム

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各回のトピックについて解説する.場合によってはグループディスカッションを行うこともある.また講義内容に関するレポート課題を課す場合もある.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 生物の身体構造(細胞,骨格,筋肉,神経,循環器系)と機能 生物の身体構造(細胞,骨格,筋肉,神経,循環器系)と機能について説明せよ.
第2回 生物の神経と情報処理 生物の神経と情報処理について説明せよ.
第3回 生物の行動と知能 生物の行動と知能について説明せよ.
第4回 生物のロコモーション(その1,歩行,陸上移動と飛翔) 生物のロコモーション(歩行,陸上移動と飛翔)について説明せよ.
第5回 生物のロコモーション(その3,遊泳) 生物のロコモーション(遊泳)について説明せよ.
第6回 バイオミメティクス(生物の構造・機能のロボットへの応用) バイオミメティクス(生物の構造・機能のロボットへの応用)について説明せよ.
第7回 人体特有の形状,構造,機能 人体特有の形状,構造,機能について説明せよ.
第8回 人体運動の計測,スポーツのシステム(その1) 人体運動の計測について説明せよ.
第9回 スポーツのシステム(その2) スポーツのシステムについて説明せよ.
第10回 医用・福祉のシステム 医用・福祉のシステムについて説明せよ.
第11回 生体の聴覚 生体の聴覚について説明せよ.
第12回 生体の聴覚の応用 生体の聴覚の応用について説明せよ.
第13回 リハビリテーションのシステム リハビリテーションのシステムについて説明せよ.
第14回 モビリティのシステム モビリティのシステムについて説明せよ.
第15回 生活環境のシステム(住環境,遊具) 生活環境のシステム(住環境,遊具)について説明せよ.

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特に指定しない.

参考書、講義資料等

特に指定しない.

成績評価の基準及び方法

システムとしての生体および生体に関係する応用システム論の理解度を評価する。期末試験で成績を評価する。

関連する科目

  • SCE.M402 : 生体システムモデリングⅠ
  • SCE.M502 : 生体システムモデリングⅡ

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし.

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