2016年度 先進内燃エンジンおよび新規パワートレインB   Advanced Internal Combustion Engine Engineering and Future Power Train B

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
機械コース
担当教員名
小酒 英範  花村 克悟  平井 秀一郎 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
未定  
クラス
-
科目コード
MEC.U444
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

最新の自動車用パワートレインとしてのガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ガスタービンエンジン、さらに燃料電池やリチウム電池などについて理解を深め、そこに生ずる熱力学、伝熱工学、反応化学、電気化学などの基礎を学ぶ。さらに、内燃機関についてはその排ガス処理についても、熱力学、触媒を含む反応化学についての基礎を学ぶ。さらに、タイ・サイエンスパークに滞在し、超短期インターンシップを行い、タイ科学技術庁の研究活動を体現する。

到達目標

本講義を履修することによって、自動車用パワートレインとして利用される、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ガスタービンエンジン、燃料電池、リチウム電池などの構造や原理、さらに課題について、熱力学、伝熱工学、触媒反応化学、電気化学の立場から理解することが可能となる。同時に、タイ科学技術庁の研究活動をタイの研究者とともに行い、論理的な英語コミュニケーション能力を身につける。

キーワード

自動車用パワートレイン、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、ガスタービンエンジン、燃料電池、リチウム電池

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

受講生は、現地タイを訪問し、授業計画の第1~第5回(1週間)、第6~第10回(1週間)、あるいは第11~15回(1週間)の集中講義のいずれかを受講すると同時に、滞在先のタイ科学技術庁のいずれかの研究室に所属し、タイの研究者とともに、研究活動を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガスタービンエンジン ガスタービンエンジンの基礎の理解
第2回 火花点火エンジン 火花点火エンジンの基礎の理解
第3回 圧縮着火エンジン 圧縮着火エンジンの基礎の理解
第4回 断熱火炎温度 断熱火炎温度の計算法の理解
第5回 内燃機関の有害排出物低減技術 有害排出物低減技術の概要の理解
第6回 電気エネルギーとギブス自由エネルギー 電気エネルギーとギブス自由エネルギーの理解
第7回 電気化学の基礎 電気化学の基礎の理解
第8回 燃料電池 燃料電池の理解
第9回 リチウムイオン電池 リチウムイオン電池の理解
第10回 水素エネルギーとCCS 水素エネルギーとCCSの理解
第11回 自動車における燃料消費とゼロエミッション技術 ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、燃料電池、ハイブリッドなど自動車用のパワートレインについての燃料消費を理解し、ゼロエミッション技術への貢献を理解する。
第12回 ガソリン機関の排ガス処理 ガソリン機関の後処理についての理解
第13回 ディーゼル機関の排ガス処理 ディーゼル機関の後処理についての理解
第14回 排ガス処理の熱力学と触媒の役割 排ガス処理における熱力学の理解、およびそこに利用される触媒の役割の理解
第15回 革新的後処理技術 革新的な次世代後処理技術についての理解

教科書

特になし。

参考書、講義資料等

必要に応じて講師から配布。

成績評価の基準及び方法

レポートおよび、各集中講義の最終日に行われる試験、ならびに帰国後のインターンシップ発表会により評価される。

関連する科目

  • MEC.E201 : 熱力学(機械)
  • MEC.E311 : 伝熱学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

このページのトップへ