宇宙工学・開発に関わる現場側の重要課題を、毎年、その年の宇宙工学・開発の動向を見て精選し、適切な講師陣によって、基礎から応用まで集中的に講義を行う。
(隔年開講講義)
新型ロケット、最先端宇宙探査機、宇宙通信技術、衛星開発技術、宇宙環境適応技術などの、毎年、精選される具体的テーマに関する技術動向を基礎から応用まで把握する。
宇宙工学、宇宙開発、現場からの視点、実践的応用
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講師によるppt等を用いた講義であり、必要に応じ、演習やレポートを課す。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 毎年、選定される宇宙工学・開発に関わる現場側の重要課題、例えば、新型ロケット、最先端宇宙探査機、宇宙通信技術、衛星開発技術、宇宙環境適応技術などについての、背景、目的、方法、結果、今後の展開、などについて、実践的立場で解説する。 今年度は、宇宙航空研究開発機構JAXAが開発した小惑星探査機「はやぶさ2」の計画、設計から巡航、小惑星Ryugu上での運用とその成果までを、宇宙研にて、最前線で「はやぶさ2」の設計・運用に格闘して成果を挙げてきた講師陣が解説する。 津田 雄一「はやぶさ2のシステムと成果概要」 照井 冬人「はやぶさ2の画像航法誘導制御」 澤田 弘崇「はやぶさ2のサンプリング装置と分離カメラの開発および運用」 佐伯 孝尚「はやぶさ2の小惑星近傍フェーズ運用概要と衝突装置運用」 日程などの詳細情報は石川台1号館1階掲示板等を参照(10月初頭までに掲示予定)。 | 各課題の重要問題を把握すること |
講義時に推奨
講義時に推奨
レポート
宇宙工学の現場で何が行われているかについての興味があること。宇宙工学の基礎を知っていることが望ましい。
宇宙開発応用A:西暦偶数年度開講、宇宙開発応用B:西暦奇数年度開講