2022年度 熱流動・シビアアクシデント工学実験   Experiment on Thermalhydraulic and Severe Accident Engineering

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開講元
原子核工学コース
担当教員名
木倉 宏成  遠藤 玄  近藤 正聡  相樂 洋  高橋 秀治 
授業形態
講義 /    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-8(北2号館571およびZC研実験室, North 2-571, ZC Lab.)  
クラス
-
科目コード
NCL.D407
単位数
2
開講年度
2022年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2022年4月20日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

可視化と超⾳波を⽤いた熱流動計測に関して、計測原理・計測⼿法等を学んだ後、実験を通して計測技術を習得する。ロボット制御の基礎を学び、シビアアクシデント後の炉内計測を鑑みたロボット搬送実験を通して、ロボットエンジニアとしての基礎技術を習得する。

到達目標

原⼦⼒施設の過酷事故(シビアアクシデント)発⽣時に有⽤な計測⽅法の⼀つとして超⾳波計測技術を習得するとともに、超⾳波センサーを搬送するためのロボット搬送技術を、実験を通して学ぶ事を目的としている。

キーワード

熱流動、シビアアクシデント、ロボット制御、超⾳波計測、流速分布計測

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

座学と実験

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション・熱流動シビアアクシデント⼯学概論1と超音波計測の基礎 熱流動シビアアクシデント⼯学概論と超音波計測基礎技術の理解
第2回 超音波計測技術基礎実験 1(円管流れとテイラー渦流れを用いた流速分布計測実験) 超音波流速分布計を用いた超音波基礎計測技術の習得
第3回 ロボット制御工学概論 1 ロボット制御基礎技術の理解
第4回 ロボットアーム制御実験 ロボットアーム制御基礎技術の習得
第5回 熱流動シビアアクシデント工学概論 2 熱流動シビアアクシデント工学概論の理解
第6回 超音波計測技術基礎実験 2(ベクトルUVP) 超音波流速分布計測法を用いた応用計測の理解
第7回 超音波流速分布計測法の応用実験(気液二相流およびフローマッピング計測) 超音波流速分布計を用いた超音波基礎計測技術の習得
第8回 超音波流速分布計測法の応用実験(フェイズドアレイUVP) 超音波流速分布計を用いた超音波応用計測技術(フェイズドアレイUVP)の習得
第9回 熱流動シビアアクシデント工学概論(液体金属) 液体金属に関わる熱流動シビアアクシデントの基礎を説明できる
第10回 熱流動シビアアクシデント工学実験(液体金属) 液体金属に関わる熱流動シビアアクシデントの習得
第11回 ロボット制御工学概論 2 ロボット制御基礎技術の理解
第12回 ロボット車両制御実験 ロボット車両生業技術の習得
第13回 総合実験 アーム車両と超音波計測遠隔操作技術の習得
第14回 総合討論・学生発表 ロボット制御と超⾳波計測の総合的 理解

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学の学修規程で定められた時間を目安に行う。

教科書

必要に応じて資料を配布

参考書、講義資料等

必要に応じて資料を配布

成績評価の基準及び方法

実験レポートで成績を評価する.

関連する科目

  • NCL.N407 : 原子力安全工学
  • NCL.N405 : 原子力熱流体工学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

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