2017年度 ナノバイオ材料・デバイス概論   Nanobio Materials and Devices

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開講元
ライフエンジニアリングコース
担当教員名
北本 仁孝  林 智広 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(J233)  金3-4(J233)  
クラス
-
科目コード
HCB.A561
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2017年4月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

ライフエンジニアリング分野で使用されているナノバイオ材料・デバイスに関してその特性、原理を理解し、最近の応用例に関しても学ぶ。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する
1. ナノ粒子、磁性粒子の作製方法、その応用について説明できる
2. バイオセンシングの手法について説明できる

キーワード

ナノ粒子、磁性粒子、バイオセンシング、ナノバイオテクノロジー

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義を中心に進めます。適宜、課題や演習問題に取り組んでもらいます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 講義の概要 この講義の狙いと概要を理解する。
第2回 バイオセンシングの基礎 バイオセンシング技術の基礎、代表的な応用例について理解する。
第3回 バイオセンシングのための界面設計 バイオセンサーを構築するための表面構築の基礎について学ぶ。
第4回 バイオセンシングのための分子固定化方法 固体表面改質、生体分子の固定に関する技術について理解する。
第5回 分子間相互作用の物理学的起源 分子間相互作用について学ぶ。分子間相互作用の物理的起源について理解する。
第6回 巨視的・微視的な視点からの分子間相互作用の議論 巨視的・微視的な視点からの分子間相互作用、その解釈について理解する。
第7回 光学的センシング技術 蛍光、ラマン、表面プラズモンなど光学的なアプローチを用いたバイオセンシング技術について学ぶ。
第8回 力学的センシング技術 MEMS、振動子など力学的な検出原理を用いたセンシング技術について学ぶ
第9回 電気化学センシング用ナノ材料 電気化学に基づくセンシングにおいて用いられるナノ材料について理解する。
第10回 電気化学に基づくバイオセンサ、ガスセンサ 電気化学センシングの例としてバイオセンサとガスセンサについて原理を理解し、応用例を学ぶ。
第11回 ナノ粒子の合成と評価 ナノ粒子の合成と評価方法とその原理を理解する。
第12回 ナノ粒子の表面プラズモン共鳴とイムノクロマトグラフ 金などのナノ粒子の表面プラズモン共鳴吸収とそれを応用したイムノクロマトグラフの原理などについて理解する。
第13回 磁性ナノ粒子の物理の基礎 磁性ナノ粒子に特有の物理的性質や現象について理解する。
第14回 ナノ粒子を用いた磁気センシング ナノ粒子を用いた磁気センシングの原理を理解し、バイオ医療分野での実例を学ぶ。
第15回 交流磁気を応用したバイオ医療技術 交流磁場に応答して起こる磁気的現象を利用したバイオ医療技術について理解する。

教科書

なし

参考書、講義資料等

教員が準備した資料を使用する

成績評価の基準及び方法

レポートにて評価する

関連する科目

  • MAT.C412 : 高分子バイオマテリアル

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

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