2016年度 社会起業   Social Entrepreneurship

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開講元
エンジニアリングデザインコース
担当教員名
露木 真也子 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月11-14(W931)  
クラス
-
科目コード
ESD.H402
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
1-2Q
シラバス更新日
2016年5月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、社会イノベーションと社会起業についての理解を深めるための理論と枠組を解説する。事例研究とグループワークを通じて、理論と実践の融合に寄与できる能力を習得することを目標とする。

到達目標

本講義を履修した学生が、社会起業に関する理論と実践の融合に寄与できる能力を習得することを目標とする。

キーワード

社会起業、社会イノベーション

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

まず、社会起業に関する国内外の研究理論と研究枠組を紹介する。
次に、社会問題解決の5つのアプローチを用いて分類した事例研究を行う。
さらに、第一線で活躍する社会起業家を招聘し特別講演を行う。
そして、グループワークとして社会起業プランを策定し発表会を行う

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション:社会起業の定義と実例 社会起業の定義と実例について説明できる。
第2回 社会起業と社会イノベーション 諸国における社会起業家研究の潮流、について説明できる。
第3回 社会問題解決のアプローチ(1):考え方をつくりかえる 社会問題解決のアプローチのひとつである「時代遅れの考え方をつくりかえる」、について説明できる。
第4回 社会問題解決のアプローチ(2):市場の力学を変える 社会問題解決のアプローチのひとつである「市場の力学を変える」、について説明できる。
第5回 社会問題解決のアプローチ(3):市場の力で社会的価値を創出する 社会問題解決のアプローチのひとつである「市場の力で社会的価値を創出する」、について説明できる。
第6回 社会問題解決のアプローチ(4):完全な市民権を追求する 社会問題解決のアプローチのひとつである「完全な市民権を追求する」、について説明できる。
第7回 社会問題解決のアプローチ(5):共感力を育む 社会問題解決のアプローチのひとつである「共感力を育む」、について説明できる。
第8回 社会イノベーションの普及論 社会イノベーションの普及、について説明できる。
第9回 インクルーシブな開発と社会イノベーション インクルーシブな開発の概念・目的・実践、について説明できる。
第10回 企業と社会起業・社会起業家 社会的企業の活動について説明できる。
第11回 社会起業のインパクト 社会起業のインパクトについて説明できる。
第12回 社会起業家 特別講演 社会起業家自身が語る経験談を聞き、社会企業の実際について理解する。
第13回 社会起業プラン策定ワーク 3つの段階(イノベーター、アントレプレナー、ディフュージョン)を用いたストーリー化によって、社会起業を計画できる。
第14回 社会起業プラン発表および講評 社会起業プランを発表する。発表を、5つの着眼点(新しいアイディア、創造性、起業家的資質、倫理的要素、社会的インパクト)から評価する。
第15回 世界の社会イノベーション最新動向 世界の社会イノベーション最新動向について理解する。

教科書

講義内で配布

参考書、講義資料等

[1] デービッド・ボーンステイン著『世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力』井上英之監訳, ダイヤモンド社, 2007年
[2] ビバリー・シュワルツ著『静かなるイノベーション―私が世界の社会起業家たちに学んだこと』藤崎香里訳, 英治出版, 2013年

成績評価の基準及び方法

グループワークでの貢献度50% 最終レポート50%
レポートの内容は初回授業で周知する

関連する科目

  • ESD.H405 : 製品設計・開発
  • ESD.H403 : 営業戦略・組織
  • ESD.H406 : マーケティング・サイエンス
  • ESD.H407 : リーダーシップ
  • ESD.H404 : ファイナンスESD.H404 : ファイナンス
  • ESD.H408 : ビジネス法

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特に無し。

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