2022年度 エネルギーマテリアル論第一 大岡山   Interdisciplinary Energy Materials Science 1 大岡山

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
エネルギーコース
担当教員名
松田 晃史  伊原 学  森 健彦  前田 和彦  上田 光敏  清水 亮太 
授業形態
講義    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火1-2(W241)  
クラス
大岡山
科目コード
ENR.A405
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2022年10月3日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

 本講義では,エネルギー変換デバイスに使われる多様なマテリアルの物性,構造,機能,プロセス,評価手法に関する個別および共通の基礎的知識を身に付けることを目的とする。具体的には,燃料電池用材料,太陽電池用材料,リチウムイオン電池材料,触媒材料を対象に最先端のエネルギー変換デバイスを支える機能材料について横断的に講述する。エネルギーマテリアル論第一では,「光と材料の相互作用」および「耐熱材料」に焦点を当て,半導体材料や光触媒の物理・化学的特性に関する基礎知識を修得する。また,高温材料の基礎とエネルギー変換機器における高温材料の役割を総括的に後述する。

到達目標

講義終了後受講者は,下記の各項目を行うことが可能になる。
1. 高温材料の基礎的事項について説明する。
2. 半導体材料の基礎的事項について説明する。
3. 光触媒の基礎的事項について説明する。
4. 有機材料の基礎的事項について説明する。
5. 無機材料の基礎的事項について説明する。
6. これらの材料の類似点と相違点について説明する。

キーワード

高温材料,半導体材料,光触媒,有機材料,イオン伝導材料

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義の「イントロダクション・サマリー」に対応する講義を「第7回」に実施する。エネルギー材料に関連する科学・技術・デバイス応用について2回もしくは1回の講義で説明を行う。
2022年度はZoomミーティング(大岡山・すずかけ台同時)によるライブ型講義を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 耐熱金属材料の機械的性質 耐熱金属材料の機械的性質を理解し説明できる。
第2回 耐熱金属材料の耐環境特性 耐熱金属材料の耐環境特性を理解し説明できる。
第3回 不均一系光触媒1 光触媒半導体の基礎を理解し説明できる。
第4回 不均一系光触媒2 光触媒半導体の熱力学・動力学と材料設計を理解し説明できる。
第5回 エネルギーと(有機)半導体1 (有機)半導体を用いたエネルギー変換について理解し説明できる。
第6回 エネルギーと(有機)半導体2 (有機)半導体を用いた電子・エネルギーデバイスの基礎を理解し説明できる。
第7回 エネルギーマテリアル論第一の概要 ---エネルギーマテリアルとは? エネルギーデバイスのキーテクノロジーとしてのマテリアル--- エネルギーマテリアルの概要、重要性を理解し説明できる。
第8回 期末試験

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

教科書は使用しません。必要に応じて資料を配布する。

参考書、講義資料等

必要に応じて資料を配布する。

成績評価の基準及び方法

期末試験、および各教員ごとに課される小テストやレポート課題などにより成績を評価する。
期末試験は大岡山・すずかけ台それぞれのキャンパスにおいて実施する。実施方法の詳細、変更が生じた場合は試験に先立ち履修者に周知する。

関連する科目

  • エネルギー基礎学理第一
  • エネルギー基礎学理第二
  • エネルギーデバイス論第一
  • エネルギーデバイス論第二
  • エネルギーマテリアル論第二
  • エネルギーシステム論
  • 燃料電池・太陽電池・蓄電電池・エネルギーシステムの最新技術

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし。

このページのトップへ