- 開講元
- 機械系
- 授業形態
- 講義 / 演習 (対面型)
- メディア利用科目
- 曜日・時限(講義室)
- 月5-8(I3-302，303，310)
- クラス
- -
- 科目コード
- MEC.K231
- 単位数
- 2
- 開講年度
- 2023年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2023年3月20日
- 講義資料更新日
- -
- 使用言語
- 日本語
- アクセスランキング
-
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講義の概要とねらい
機械工学（機械系）の分野に進んだ学生を主な対象として、計算機システム、OS及びC言語の基礎を学ぶことから始まり、数値解析を工学に応用する際に必要な基礎事項について、講義及び演習を行う．具体的には、下記を中心に講義と演習を実施する．
1. モデル計算、実験データの数値的処理、設計開発等で必須となる数値解析の基礎知識、
2. スパコンでの大規模シミュレーション等にもつながるプログラミングの基礎知識、
3. 数値解析の活用技術（自作プログラムと他のソフトウェアとの連携技術など）
到達目標
本講義を履修することによって以下の能力を修得する。
1）C言語でプログラムを作りコンピュータ上で実行できるようになる。
2）数値解析のためのアルゴリズムを理解し、プログラムを作成できるようになる。
3）解析結果をグラフに表示できるようになる。
キーワード
コンピュータプログラム，数値解析，C言語
学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)
| ✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
| ✔ 機械工学の発展的専門学力および専門知識を活用して、新たな課題解決と創造的提案を行う能力 | ||||
授業の進め方
演習室での対面授業と、必要に応じてオンライン授業のハイクレックス（ハイブリッド）での実施を予定しています。
毎週課題を出しプログラム作成能力の向上を目指します。授業中にも簡単な課題に対するプログラムを作成し、提出してもらいます。
授業計画・課題
| 授業計画 | 課題 | |
|---|---|---|
| 第1回 | OS及びプログラミング言語に関するの計算機の概要と、C言語によるプログラムの作成、編集、実行 | 計算機の仕組みを理解した上で、C言語のプログラムをキーボードから入力し、実行する。 |
| 第2回 | プログラミングの基礎：フローチャート（条件分岐と繰り返し） | 条件分岐と繰り返しのプログラムを書く。 |
| 第3回 | 配列 | 配列を使えるようになる。 |
| 第4回 | ポインタ | ポインターを使えるようになる。 |
| 第5回 | 関数 | 関数を使えるようになる。 |
| 第6回 | ファイルの入出力と計算結果の表示 | ファイルからデータを読み込むプログラム、データをファイルに書き出すプログラム、計算結果を表示するプログラムを学ぶ。 |
| 第7回 | 応用プログラミングと学習状況の確認 | 学習状況の確認 |
授業時間外学修（予習・復習等）
学修効果を上げるために配布資料等を参照し，授業内容に関する予習と復習（課題を含む）をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
授業のテキストや演習資料は担当教員が作成したものを用いて講義を行う。
成績評価の基準及び方法
計算機及びプログラミングの基礎項目の理解と、情報処理及び数値計算に応用できるかを評価する。
演習・宿題（40％）と期末試験（60％）により評価する。状況によっては期末試験が行われない場合もある。
関連する科目
- 基礎数値計算法
- LAS.I111 ： 情報リテラシ第一
- LAS.I112 ： 情報リテラシ第二
- LAS.I121 ： コンピュータサイエンス第一
- LAS.I122 ： コンピュータサイエンス第二
履修の条件(知識・技能・履修済科目等)
情報リテラシ及びコンピュータサイエンスを履修していることが望ましい。
各自が本授業に使える Windows PC を持っていること。
また、自分のPCにマイクロソフトの Visual Studio Community 2022 (2019でも可)が予めインストールしてあること。初回の授業から Visual Studio を使用する。
オフィスアワー
メールでの連絡は随時。対面で質問したい場合は事前にメール等で予約する。
