複数の研究室で数名一組で研究体験を行う.研究に触れる機会を持つことにより,高度専門教育である大学院教育に具体的な興味・関心を持つ契機とする.また,研究倫理の基礎を学ぶ.
1) 研究室における研究の実際を体験的に理解する.
2) 研究倫理の基礎を理解する.
3) 1)と2)を通じて,学士特定課題研究の履修へ繋げる.
なお,この科目は,学修目標の
2.【教養力】幅広い教養と自ら学び考えることができる力
8.他者と協調してプロジェクトを立案・遂行する能力
の修得に対応する.
研究,研究室,技術者倫理,研究倫理
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
機械系の学生を大きく2つに分け,それぞれが第1Qまたは第3Qに履修する.第1週目は,全体のオリエンテーションを実施するともに,技術者倫理,研究倫理について理解する.第2週目以降は,学生は3~5名程度を1班として,6週の間に2週ずつ3研究室を訪問し,各研究室ごとに課題を実施する.3つの研究室のそれぞれについて,研究活動の報告書を作成する.
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーションと技術者倫理・研究倫理 | 授業の目的を理解し,班分けを行う.技術者倫理と研究倫理について理解する. |
第2回 | 最初の研究室における第1回目の活動 | 研究活動を行う. |
第3回 | 最初の研究室における第2回目の活動 | 研究活動を行う. |
第4回 | 二つ目の研究室における第1回目の活動 | 研究活動を行う. |
第5回 | 二つ目の研究室における第2回目の活動 | 研究活動を行う. |
第6回 | 三つ目の研究室における第1回目の活動 | 研究活動を行う. |
第7回 | 三つ目の研究室における第2回目の活動 | 研究活動を行う. |
なし
日本科学技術振興機構 e-ラーニング教材「事例に学ぶ技術者倫理コース」,機構日本学術振興会の研究倫理e-ラーニングコース(eL CoRE)
3研究室のそれぞれにおける活動内容とレポート,および技術者倫理・研究倫理の理解を総合して,合格・不合格で評価する.
機械系の3年次学生
特になし