H31年度 機械システムデザイン   Creative Design of Mechanical Systems

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開講元
機械系
担当教員名
八木 透  赤坂 大樹  伏信 一慶  坂本 啓  齊藤 卓志  小俣 透  進士 忠彦  柳田 保子  村上 陽一  澤田 哲生  渡部 弘達  野口 悠暉 
授業形態
曜日・時限(講義室)
火1-4(石川台3号館201A,201B,201C号室 石川台3号館303号室)  金1-4(石川台3号館201A,201B,201C号室 石川台3号館303号室)  
クラス
-
科目コード
MEC.Q301
単位数
2
開講年度
H31年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
H31年4月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では,ユーザニーズに応える機械システムをグループで企画・設計・製作する体験を通して創造的思考法を修得する.新しく、且つ独創的な機械システムについて10人程度の学生からなるグループを構成してユーザが本質的に「使える機械」を設計・開発する.このためにユーザや使用される現場および実際の状況についての調査等を行い,アイデアを出す.次にアイデアを形にしたプロトタイプを製作し,このプロトタイプに対する他者の評価を通じて設計の問題点を抽出し,改良するプロセスを繰り返すことで,完成度の高い設計案を作成する.これらの企画・設計段階においてグループを構成する各人の創出するアイデアをグループ内で繰り返しブレインストーミングすることによって機械システムを高度化していく.この体験を通じて具体的プロジェクトを主導的に立案・遂行する能力を養成する。この結果,本講義以前の設計・製図・加工を中心とする機械設計に関する基礎能力に加え, 求める機能を実現させる為の創造的思考法を実践的に修得する. 更に本プロトタイプを用いたプレゼンテーションを通じて,評価者に正確に内容を伝える技術を習得する.

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1)機械システムを実際に設計するための企画,設計,創造的思考ができる.
2)求める機能を実現させる為の創造的思考ができる
3)ユーザの視点からみて「使える機械」を開発するための,デザイン思考という設計を習得している
4)プレゼンテーションを通じて他者に自分のアイデアを正確に伝えることができる

キーワード

企画力・設計力・創造的思考力・デザイン思考・プロトタイプ・グループワーク・加工技術・制御技術・総合力

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
-

授業の進め方

10人程度のグループワークを主体とします。各班毎にコンセプト起案→プロトタイプ作製→プレゼンテーションを行なってもらいます。コンセプト起案やプロトタイプ作製等の課題は時間内だけでなくホームワークとして行って下さい。実際の機械システムの作製は機械システム開発プロジェクト(MEC.Q311.A).で行ないます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 グループ分けおよびテーマ決定  -各Grの機器確認,課題紹介,備品・機器チェック グループ毎に課題を解決する方法を考案する。既存法等も調査する
第2回 チームビルディングアクティビティー チームワークを体験する
第3回 コンセプト起案  -文化的背景(エスノグラフィ)調査と実社会におけるユーザ観察 課題を解決するコンセプトを起案する。実際のユーザについて調査する
第4回 スケッチ(スケッチ,ストーリーボード)  - スケッチ,ストーリーボード(絵コンテ)作成 ポスター作成 コンセプトを元にユーザの使用による効果を可視化する
第5回 クイック&ダーティープロトタイピング 紙とガラクタでハリボテを作る
第6回 ポスター準備 ポスターの準備を行う
第7回 3アイディア発表会 ポスタープレゼンテーションを行なう
第8回 アイディア発表会まとめ,1アイディア絞込み 機能/仕様/モジュール解説 アイディア発表会まとめ,1アイディア絞込み,機能・仕様・モジュールについての解説
第9回 メカニズムと機械入門(『Making Things Move』第1章,第8章) Prototyping -木・樹脂素材で作る メカニズムの解説,プロトタイプを作製する
第10回 材料(第2章),部品の接合(『Making Things Move』第3章) Prototyping -木・樹脂素材で作る 材料と部品の接合についての解説,プロトタイプを作製する
第11回 アクチュエータ(『Making Things Move』第6章) Prototyping -木・樹脂素材で作る アクチュエータの解説,プロトタイプを作製する
第12回 ピッチ(発表会) 現状の案を発表してフィードバックを得る
第13回 軸受,軸継手,歯車,ネジ,バネ(『Making Things Move』第6章) Prototyping -木・樹脂素材で作る コンセプトを評価者に伝えるためのプロトタイプを作製する
第14回 主要機能部品の設計 Prototyping -木・樹脂素材で作る 聴衆からフィードバックを得る
第15回 デザインレビュー#1と片付け 12班,技術相談会(各班30分)

教科書

特に指定しない。講義資料は各課題の最初に配布するか若しくはOCW上でダウンロードする

参考書、講義資料等

星野匡『発想法入門』 日経文庫 , ISBN-13: 978-4532110772,
Dustyn Roberts『Making Things Move動くモノを作るためのメカニズムと材料の基本』 オライリージャパン, ISBN-13: 978-4873115368,
松岡ほか 『Mメソッド多空間のデザイン思考』 近代科学社, ISBN-13: 978-4764904446
Karl Ulrich, Steven Eppinger『Product Design and Development 』 McGraw Hill Higher Education; 5th Revised Ed, ISBN-13: 978-0072296471

成績評価の基準及び方法

ノートおよび課題(個人評価)とDR1(グループ評価)で評価する.

関連する科目

  • MEC.Q311 : 機械システム開発プロジェクト
  • MEC.Q201 : 機械システム学
  • GRD.R101 : 4類リテラシ1
  • GRD.R102 : 4類リテラシ2
  • GRD.R103 : 4類リテラシ3
  • GRD.R104 : 4類リテラシ4
  • MEC.Q310 : 機械工作実習と安全

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「4類リテラシ」 (GRD.R101,GRD.R102,GRD.R103, GRD.R104) および「機械システム学」 (MEC.Q201.R)を履修していること,または同等の知識があること。実習装置の数に制限があるため定員を超えた場合は本授業は機械系の学生を優先とする。

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