2016年度 CAE概論   Fundamentals of Computer Aided Engineering

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開講元
機械系
担当教員名
大熊 政明  髙原 弘樹  伏信 一慶  大島 修造  田中 真二 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金5-6(I121)  
クラス
-
科目コード
MEC.K331
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 Computer Aided Engineering (CAE),すなわち設計支援のためにコンピュータによる数値シミュレーション技術およびその可視化技術,さらには最適設計のための解析技術は現在の産業界で重要な働きをしている.この基礎から現状の実用状況について機械工学の複数分野の視点で概論する.
 本講義のねらいは,機械工学分野からの各講師によってCAEの現状について広く概論することと,その中で本質的に重要な学術ポイントの専門理論を解説することである.

到達目標

本講義では次のような知識を得ることができる.
1)機械工学分野におけるCAEの活用および発展の現状を知る
2)CAEを発展させるための基盤的理論の概要知識の獲得

キーワード

CAE (Computer Aided Engineering), CAD(Computer Aided Drawing and/or Design), CAM(Computer Aided Manufacturing), 数値解析,コンピュータグラフィックス,最適設計,機械工学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は,機械工学での専門分野が異なる教員および産業界からの非常勤講師による複数教員によって包括的形式(omnibus)で行われる.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 CAE, CAD, CAM研究開発の歴史概観 (第1講師) CAEの開発の歴史およびその中での発展のキーとなった研究開発について学ぶ.
第2回 運動学,構造動力学,材料力学,振動騒音分野のCAE概論 (第1講師) この分野のCAEの基礎,開発,利用法について学ぶ.
第3回 振動工学分野のCAE概論 (第2講師) この分野のCAEの基礎,開発,利用法について学ぶ.
第4回 熱工学分野のCAE概論 (第3講師) この分野のCAEの基礎,開発,利用法について学ぶ.
第5回 トライポロジー分野のCAE概論 (第4講師) この分野のCAEの基礎,開発,利用法について学ぶ.
第6回 流体工学分野のCAE概論 (第5講師) この分野のCAEの基礎,開発,利用法について学ぶ.
第7回 産業界におけるCAE活用事例の紹介 (産業界講師) 今日の産業界での実用事例を知る.
第8回 産業界におけるCAE活用事例の紹介と将来への期待 (産業界講師) CAEの未来のさらなる可能性を考える.

教科書

指定なし.
必要資料は講師から配布

参考書、講義資料等

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成績評価の基準及び方法

各講師による評価(レポートと演習,授業参加)の総合によって行う.期末試験は実施しない.

関連する科目

  • MTH.A211 : 線形空間論第一
  • LAS.D113 : 図学製図
  • MEC.D201 : 機械力学
  • MEC.C331 : 材料強度学(機械)
  • MEC.F331 : 応用流体力学
  • MEC.F431 : 計算熱流体力学
  • MEC.D531 : 実験振動モード解析
  • MEC.J333 : トライボロジーの基礎
  • MEC.N331 : 自動車技術

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特段なし

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