2016年度 精密測定学   Fundamentals of Precision Measurement

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開講元
機械系
担当教員名
初澤 毅  原 精一郎  只野 耕太郎 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(I311)  
クラス
-
科目コード
MEC.J332
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

精密測定技術は、工業製品を測定・評価しその品質を管理するうえで不可欠であるだけでなく、研究開発の現場においても重要な役割を担っている。
本講義では、精密測定に必要な基礎知識とともに各測定方法の原理、特徴を習得させることを目的とする。SI単位系や測定基準などについて説明し、幾何形状測定だけでなく圧力・温度・電気計測必要な各種の手法について習得させる。また、計測データの解析や信号処理法についても学習する。

到達目標

本講義の履修によって以下の能力を習得することを目標とする.
1) 測定の基準や指標について理解し、説明することができる。
2) 各測定方法の原理,特徴を理解し、説明することができる。
3) 測定したデータの解析や処理方法を習得し実践することができる。

キーワード

SI単位,測定標準,幾何形状測定,圧力・温度・電気計測,データ解析,信号処理

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義後半で必要に応じて理解度確認のための演習を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 講義概要 SI単位系と測定標準 (初澤) SI単位に関する知識を習得し,測定基準について理解する
第2回 誤差,精度,不確かさ (初澤) 誤差,精度,不確かさ等の意味を理解する
第3回 長さ,角度測定 (原) 長さや角度を測定するための方法や機器の原理を理解する
第4回 表面,幾何形状測定 (原) 物体の表面形状や幾何形状を測定するための方法や機器の原理を理解する
第5回 圧力,力,温度計測 (只野) 圧力や力,温度などを測定するための方法や機器の原理を理解する
第6回 電気計測 (只野) 電気を測定するための方法や機器の原理を理解する
第7回 データ解析,信号処理 (只野) データ解析や信号処理の方法を理解する

教科書

特に指定しない。

参考書、講義資料等

精密測定(1),青木保雄,コロナ社
計測工学,鈴木亮輔他著,昭晃堂
Measurement Systems: Application and Design,Ernest O. Doebelin,Mcgraw-Hill College

成績評価の基準及び方法

演習,期末試験とレポートを総合的に評価する。

関連する科目

  • MEC.J331 : マイクロ・ナノ加工基礎

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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