2019年度 生命科学基礎実験第一   Basic Bioscience Laboratory I

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開講元
生命科学科
担当教員名
-
授業形態
    
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等 (大岡山・すずかけ台の各実験担当研究室)  
クラス
-
科目コード
ZUW.A221
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
1-2Q
シラバス更新日
2019年4月1日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

1)実験系一般に必要となる実験廃棄物の管理,危険物の処理について修得させる。2) 生命科学における基礎的な実験器具の取り扱い,原理,保守方法を,最適な実験を行うことにより修得させる。特に緩衝液の作用と調製,pHの測定,液体・固体の定量分取,分光分析法に習熟させる。3) 以上の基礎の上に立って,さまざまな実践に応用可能な基礎実験を体験させる。

到達目標

実習を完了すると、より専門的な実験研究を行う際に必要になる、安全性の確保、実験準備や後処理、基本的な器具・装置の使い方などを習得しているはずである。さらに、実験ノートの記入の仕方、実験中に考えるべきこと、レポートの書き方などについても習得できるはずである。特に、物理化学、分子生物学、生物学、情報科学については、より専門的な技能を身に付けることができるはずである。

キーワード

生命科学実験、物理化学、分子生物学、生物学、バイオインフォマティクス

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各実習の前半30分程度は、当日行う実習内容の講義を行う。実習は2,3人の学生を1グループとして共同作業となる。テキストの予習と講義内容をもとに実習を行い、不明な点はティーチングアシスタントなどの指導を仰ぐ。当日目標とする内容を達成できたら、ティーチングアシスタントに報告し、後片付けをし、データの整理を行う。レポートは当日提出の場合と後日提出の場合がある。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 オリエンテーション レポートの書き方、実験廃棄物の処理、安全の確保、駒込ピペットとピペットマンの取り扱い
第2回 基本操作1 pHメーターの使い方
第3回 基本操作2 分光光度計の使い方
第4回 物理化学1 液体の粘性
第5回 物理化学2 拡散係数の測定
第6回 パソコン実習1 コンピューターリテラシー
第7回 パソコン実習2 バイオインフォマティクスの基礎
第8回 基本操作3 分子生物学実験用溶液の調製
第9回 分子生物学1 大腸菌の形質転換
第10回 分子生物学2 大腸菌からのプラスミドDNA抽出
第11回 分子生物学3 プラスミドDNAの電気泳動
第12回 生物学1 脊椎動物胚の発生の観察
第13回 生物学2 細胞の培養
第14回 生物学3 ニワトリ初代培養細胞の観察
第15回 総評 全体のまとめと反省

教科書

生命科学基礎実験第一・第二 東京工業大学・生命理工学部・生命科学科 編 (毎年無料配布)

参考書、講義資料等

なし

成績評価の基準及び方法

実習(40%)、レポート(60%)

関連する科目

  • ZUW.A222 : 生命科学基礎実験第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

第1回目のオリエンテーションを受講すること。

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