2019年度 生命科学基礎実験第二   Basic Bioscience Laboratory II

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開講元
生命科学科
担当教員名
-
授業形態
    
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
ZUW.A222
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2019年4月1日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

生命科学基礎実験第一を修得していることを前提に、より広い分野を含む実験の基礎技術を学ばせることで、実験研究を遂行する能力を養う。

到達目標

実習を完了すると、より専門的な実験研究を行う際に必要になる、実験誤差の概念、抽出、クロマトグラフィー、遠心分離法、電気泳動法、有機分析法などを習得しているはずである。特に、生化学、有機化学、物理化学については、より専門的な技能を身に付けることができるはずである。

キーワード

生命科学実験、生化学、有機化学、物理化学、分離

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各実習の前半30分程度は、当日行う実習内容の講義を行う。実習は2,3人の学生を1グループとして共同作業となる。テキストの予習と講義内容をもとに実習を行い、不明な点はティーチングアシスタントなどの指導を仰ぐ。当日目標とする内容を達成できたら、ティーチングアシスタントに報告し、後片付けをし、データの整理を行う。レポートは当日提出の場合と後日提出の場合がある。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 基本操作1 生化学実験用溶液の調製
第2回 基本操作2 誤差の取り扱い、実験に用いる水
第3回 生化学1 遠心分離法によるタンパク質の分離
第4回 生化学2 カラムクロマトグラフィーによるタンパク質の分離
第5回 生化学3 電気泳動ゲルの作製
第6回 生化学4 電気泳動法によるタンパク質の分離
第7回 有機化学1 薄層クロマトグラフィーの理解
第8回 有機化学2 薄層クロマトグラフィーによる有機化合物の分離
第9回 有機化学3 液-液抽出による有機化合物の分離
第10回 有機化学4 有機定性分析法
第11回 生化学5 酵素反応のキネティクス
第12回 生化学6 脂質の抽出と分類
第13回 物理化学3 分配率
第14回 物理化学4 BASICによるプログラミング
第15回 総評 全体のまとめと反省

教科書

生命科学基礎実験第一・第二 東京工業大学・生命理工学部・生命科学科 編 (毎年無料配布)

参考書、講義資料等

なし

成績評価の基準及び方法

実習(40%)、レポート(60%)

関連する科目

  • ZUW.A221 : 生命科学基礎実験第一

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

生命科学基礎実験第一を受講すること。

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