2016年度 インフラストラクチャーの計画と設計   Infrastructure Planning and Design

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開講元
土木・環境工学科
担当教員名
屋井 鉄雄  朝倉 康夫  室町 泰徳  福田 大輔  鈴木 美緒  日下部 貴彦 
授業形態
    
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-8(M111)  木5-8(M111)  
クラス
-
科目コード
ZUT.D230
単位数
1.5
開講年度
2016年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

都市と交通を支えるインフラストラクチャーの計画から設計までの概略を体験し,プロジェクトの意義や妥当性を説明する能力,プロジェクトに関わる多様な主体や要素を総合的に評価する能力を養うことをねらいとする演習形式の講義である.
受講者は班に別れ,①地域交通,②都市・地区計画,③身近な交通結節点の改良などに関連するテーマを担当する.これらの各テーマに対して,調査や文献から得られたデータに基づいて計画代替案を評価し,最終代替案の模型・パース・設計図を作成する.それらの成果を,プレゼンテーションとレポートによって報告する.

到達目標

本演習を履修することによって次の能力を修得する。
①グループワークを通じたプロジェクトマネジメントの基礎能力
②報告書等を通じてプロジェクトの意義や妥当性を論理的に説明する基礎能力
③課題や問題の発見とそれらを総合的視点から解決するための基礎能力
④プロジェクトに関わる多様な主体や要素を総合的に評価する能力
⑤発表・討議に関するコミュニケーション能力

キーワード

都市計画,交通計画,地域計画,地区計画,土木計画,設計,土木プロジェクト,インフラ,交通,都市

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

教員によるプロジェクト進行に関わる基礎に関する全体講義と,グループワーク形式での演習を行う.グループワークでは,現地の視察や文献等を通じた調査,代替案の検討・評価を行い,設計案を決定する.2回の発表会,報告書,成果物により検討内容を報告する.毎回の授業で出席を取ります.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガイダンス・班の決定・班毎の個別説明,基礎講義 文献による基礎的な調査
第2回 基礎講義,文献調査結果の整理 対象地域の視察
第3回 基礎講義,現地視察結果の整理,対象プロジェクトの問題点の抽出 計画目標の整理
第4回 基礎講義,計画基本コンセプトの検討 見学会の対象プロジェクトに関する予習
第5回 現場見学会 見学内容の整理
第6回 調査方法の検討 対象地域の調査の実施
第7回 調査結果の分析 調査結果の整理
第8回 計画代替案の作成と評価(1) 評価方法の検討
第9回 計画代替案の作成と評価(2) 中間報告書・発表資料作成
第10回 中間発表会 発表での指摘事項に対する対応案検討
第11回 計画代替案の再検討 図面・パース・模型製作方法の検討
第12回 設計代替案の作成および評価,図面・パース・模型の作成 (1) 設計代替案評価方法の検討
第13回 設計代替案の作成および評価,図面・パース・模型の作成 (2) 最終報告書の構成の検討
第14回 設計代替案の作成および評価,図面・パース・模型の作成 (3) 発表資料作成
第15回 最終発表会・指定討論 最終報告書作成

教科書

教員が作成したテキストを配布する.

参考書、講義資料等

演習中に適宜各グループのテーマや進捗状況に応じて資料を紹介・配布する.

成績評価の基準及び方法

各演習の取り組み(40%),レポート(30%),プレゼンテーション(20%),成果作品(10%)に基づいて総合的に評価する.
中間発表会・最終発表会の出席が原則である.

関連する科目

  • ZUT.G230 : 環境計画演習

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

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