[講義の概要] 適当な条件,仕様において国際開発工学に関連する大規模生産プラントを設計,建設するプロジェクトを想定し,これを模擬的に遂行する。
[ねらい] 当該のプロジェクトについて調査,検討し,その結果の発表・討論を通じて個々の問題意識を整理し,工学の重要性を認識する。
プロジェクトの概要を見渡せる。
生産プロセスや立地・配置計画の第1次案を合成,提案できる。
簡単な環境影響評価,財務・経済分析ができる。
プロジェクト,生産プロセス,立地・配置計画,環境影響評価,財務・経済分析
専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
グループ(6-7名程度3-4グループ)ごとに,プロジェクトの背景や現状,生産プラントにおける物質やエネルギーの流れや変換(プロセス),プラントの立地条件,建造物およびそれらの配置,環境影響評価,プロジェクト全体での財務,経済分析,などを,調査,検討,発表,討論する。毎回の授業は連続した2時間分を利用する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 授業概要 (講義) 国際開発におけるエネルギー供給・消費の社会経済的意義 (講義) | 第5回以降の演習に向けての復習 |
第2回 | プロセスの概要 (講義) プロセスの合成と計算の進め方 (講義) | 第5回以降の演習に向けての復習 |
第3回 | 立地計画,建造物配置計画の概要 (講義) 財務・経済分析の理論 (講義) | 第5回以降の演習に向けての復習 |
第4回 | 環境影響評価 (講義) 立地計画,配置計画,財務・経済分析,環境影響評価の進め方 (講義) | 第5回以降の演習に向けての復習 |
第5回 | 調査,検討,資料作成,など (演習) | 演習の記録の提出 |
第6回 | 調査,検討,資料作成,など (演習) | 演習の記録の提出 |
第7回 | 調査,検討,資料作成,など (演習) | 演習の記録の提出 |
第8回 | 調査,検討結果の発表と討論 (演習) | 最終報告書(後日提出) |
特に定めない。
上記の内容の項目ごとに講義の際に資料を配布し,その中で適宜参考書を示す。
第5~7回の演習の記録20%,第8回に実施の発表と討論の内容40%,最終報告書40%
特にないが,上記関連する科目などを履修しておくことが望ましい。
最優秀グループ内の学生若干名を,香港科技大学において2016年11月に開催のAOTULE学生会議に派遣予定。