2016年度 システム構築論   System Synthesis

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開講元
国際開発工学科
担当教員名
江頭 竜一 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火1-2(S514)  金1-2(S514)  
クラス
-
科目コード
ZUQ.T302
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
2016年8月25日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

エンジニアは,複雑なシステムの概略計画,システムを構成する種々の要素の設計条件,などを決定しなければならない。ここでは,まずシステムに関するプロジェクト全体を扱うシステム工学におけるシステム構築,合成の位置づけについて概説し,ついで代表的なシステムの例として生産プロセスなどの概略構築,合成を扱う。

到達目標

生産プロセスを中心とした複雑なシステムの概略構築,合成ができる。

キーワード

システム,システム合成,システム工学,問題解決,生産プロセス

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義と演習で構成し,最終的に学期末試験を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 0. 授業概要,1. システムとシステム工学の概要
第2回 2. システム開発の流れ
第3回 3. 問題解決の手順1
第4回 3. 問題解決の手順2
第5回 4. 生産プロセス開発の流れ
第6回 5. 生産プロセスの創出1
第7回 5. 生産プロセスの創出2
第8回 6. 生産プロセス合成における経験則1
第9回 6. 生産プロセス合成における経験則2
第10回 演習1 第1回~第9回の復習
第11回 演習1解説
第12回 7. 反応器ネットワークの合成
第13回 8. 分離手順の合成
第14回 演習2 第12回,第13回の復習
第15回 演習2解説

教科書

特に定めない。

参考書、講義資料等

[参考書]
- 佐々木正文, 「基礎システム工学 新訂版」, 共立出版(株) (1976)
- 室津ら, 「システム工学 第2版」, 森北出版(株) (2007)
- Warren D. Seiderら, “Product and Process Design Principles: Synthesis,
Analysis and Evaluation (3rd Edition),” Wiley (2008)
- L. マイヤーズ,W. D.サイダー 著,大竹伝雄 訳,「化学工学の基礎 化学プロセスとその計算」,培風館 (1982)
- D. M. Himmelblau 著,大竹伝雄 訳,「化学工学の基礎と計算」[原著第4版],培風館 (1986)
など
[講義資料]
上記の参考書に基づいて作成したもの,毎回の講義の後でOCW-iにアップロードする。

成績評価の基準及び方法

演習30 %,期末試験70 %

関連する科目

  • TSE.M203 : 線形システム論
  • TSE.A204 : 反応工学基礎
  • ZUQ.T213 : 操作論
  • ZUQ.T312 : 国際開発工学コロキウム

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

上記関連する科目(国際開発工学コロキウムを除く)を履修しておくことを強く勧める。

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