2016年度 一般機械工作実習   General Practice of Manufacturing Processes

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開講元
機械科学科
担当教員名
大竹 尚登  田中 真二 
授業形態
講義 /     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木6-8(機械工場 石川台5号館1階)  
クラス
-
科目コード
ZUL.A203
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義は,モノの形をつくるプロセスである機械工作の基礎を修得させるものである。機械工作の概要を説明した後に,旋盤,フライス盤,操作フライス盤,NCフライス盤,アーク溶接,3次元CAD/CAMシステムを用いた設計の実習を行って,機械工作法を理解させる。

機械工作の基礎を機械系以外の学生に修得させることにより,ものつくりの現場でどのような作業が行われているかを理解させるとともに,自身の専門との繋がりを考えることで,複眼的な視野を育むことをねらいとしている。

到達目標

一般機械工作実習を履修することにより,次の能力を修得する。
1)専門外の学生が,機械工作の基礎を理解する。
2)旋盤,フライス盤,操作フライス盤,NCフライス盤を用いた加工,アーク溶接を,指導者の下で自身で行えるようになる。

キーワード

機械工作,切削,旋盤,フライス,数値制御,三次元CAD,精度,溶接

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

学生は5グループに分かれ,各グループの学生は第4回以降の5種類の授業を順番に受講する。
毎回出席をとる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 設備見学 実習に用いる機械の種類と機能を理解できるようになる。
第2回 オリエンテーション 授業の目的,内容が説明できるようになる
第3回 機械工作の概要 工作実習の内容を工学的に説明できるようになる。
第4回 旋盤の基本作業 旋盤による加工法を理解する。
第5回 旋盤の基本作業 旋盤を用いた加工の加工精度を理解する。
第6回 フライス盤の基本作業 フライス盤による基本的な加工法を理解する。
第7回 フライス盤の基本作業 フライス盤による複雑な加工法を理解する。
第8回 操作フライス盤の基本作業と三次元測定機による計測 操作フライス盤による加工法を理解する。
第9回 操作フライス盤の基本作業と三次元測定機による計測 操作フライス加工の加工精度を理解する。
第10回 三次元CAD/CAMシステムを用いた設計とNCフライス加工 3次元CAD/CAMシステムを用いた設計法の基礎を理解する。
第11回 三次元CAD/CAMシステムを用いた設計とNCフライス加工 3次元CAD/CAMデータを用いたNCフライス加工法を理解する。
第12回 三次元CAD/CAMシステムを用いた設計とNCフライス加工 3次元CAD/CAMデータを用いたNCフライス加工法を理解する。
第13回 溶接の基本操作及び探傷試験 アーク溶接の基本を理解する。
第14回 溶接の基本操作及び探傷試験 アーク溶接の工程と探傷試験法を理解する。
第15回 溶接の基本操作及び探傷試験 アーク溶接の工程と探傷試験法を理解する。

教科書

特に定めない

参考書、講義資料等

各教員の定めた参考書,講義資料

成績評価の基準及び方法

5種類の加工について与えられた課題に対するレポートを通じた到達目標1)2)(100%)

関連する科目

  • MEC.G311 : 加工学概論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特に定めない

その他

旧科目を継続し,H28年度,H29年度に,第3Q,第4Qを通して実施する。
機械系の学生は対象としない。
傷害保険,損害保険両方への加入が必要。
遅刻や欠席をしないこと。実習の際は必ず作業着または作業に適した服を着用すること。
現場の指示に従い,用意されている安全帽,保護メガネ,安全靴等の保護具も必ず装着すること。
レポートは各テーマで与えられた課題をA4用紙にまとめ,終了後1週間以内に担当者の指定場所に提出すること。

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