[講義の概要] 応用化学コロキウム第一および応用化学コロキウム第二では、学士論文研究に関連する研究課題について、受講生が所属する研究室において口頭発表、質疑、および討論をおこなう機会を提供する。原著論文の調査と論理的な発表資料の作成は指導教員の指導のもとにおこなう。また発表と質疑討論は各研究室でおこなう。応用化学コロキウム第一では、基礎的な事項の調査と発表に重点をおく。
[講義のねらい] 本学の教育は、体系的カリキュラムに基づくコースワークと個人指導を特徴とする研究室教育とを両輪としている。研究室教育の中核科目である応用化学コロキウム第一および応用化学コロキウム第二では、受講生は能動的学修が強く求められる。これらの講義では、自分自身や他の学生の口頭発表を通じて、先行研究の調査・分析手法、理解力や語学力、および発表資料作成/発表/質疑/討論技術を習得する。
応用化学コロキウム第一および応用化学コロキウム第二を履修することにより,次の能力を段階的に修得する。
(1) 応用化学分野における特定の研究課題に関する原著論文を調査する能力
(2) 収集した原著論文をまとめ、論理的な発表資料を作成する能力
(3) 発表に対する質問を正確に理解し、応答する能力
(4) 他の学生の発表を正確に理解する能力
(5) 他の学生の発表に対し、質疑および討論を行う能力
原著論文、文献調査、発表資料作成、口頭発表、質疑、討論、研究室教育
✔ 専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
指導教員の研究室で実施し、授業計画は教員学生が協議して決定する。また複数の研究室が合同で実施する場合もある。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 研究室毎に授業計画を作成し、周知する。 | 研究室毎に設定し、周知する。 |
各教員が必要に応じて指定する。
各教員が必要に応じて指定する。
到達目標(1)~(5)について、発表資料/発表の達成度、および質疑/討論への参加度により成績を評価する。
(1) 化学工学科応用化学コース(旧カリキュラム)の研究室に所属していること。
(2) 応用化学系の系専門科目(200番台~300番台)を履修していること。または、それと同等の知識を有すること。