2016年度 有機化学演習(高)第二   Exercise in Organic Chemistry II

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開講元
高分子工学科
担当教員名
石曽根 隆  曽川 洋光 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(H137)  
クラス
-
科目コード
ZUK.A202
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では,「有機化学第三(芳香族)」の講義に関連した演習によって理解を深めます。最初にベンゼンと芳香族性についての演習を行い、その後、芳香族求電子置換反応、反応性と配向性に及ぼす置換基の効果についての演習を行います。続いて、アルコールとフェノール、エーテルとエポキシド、チオールとスルフィドについての演習を行います。最終回にこれまでの講義内容をすべて含めた確認演習を行い、さらに理解度を深めます。
この講義では、「有機化学演習(高)第一」に引き続き、演習を通して応用化学の基礎科目としての有機化学についての理解を深めることを目的としています。

到達目標

本講義では、①ベンゼンと芳香族性、②芳香族求電子置換反応、③アルコールとフェノール、④エーテルとエポキシド、⑤チオールとスルフィドに関する基礎的知識を理解し、演習問題に解答できる。

キーワード

芳香族性、求電子置換反応、アルコール、フェノール、エーテル、エポキシド、チオール、スルフィド

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は、①ベンゼンと芳香族性、②芳香族求電子置換反応、③アルコールとフェノール、④エーテルとエポキシド、⑤チオールとスルフィドの基礎的知識に関する演習を毎回行う。また最終回に、これまでの範囲の理解度確認のための演習を実施する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 芳香族:芳香族性 芳香族性について説明できる。
第2回 芳香族:求電子置換反応 芳香族求電子置換反応について説明できる。
第3回 芳香族:置換基効果 芳香族の置換基効果について説明できる。
第4回 芳香族:合成と反応 芳香族の合成法と反応について説明できる。
第5回 アルコールとフェノール:性質と合成 アルコールとフェノールの性質と合成法について説明できる。
第6回 アルコールとフェノール:反応 アルコールとフェノールの反応について説明できる。
第7回 エーテルとエポキシド エーテルとエポキシドの合成法と反応について説明できる。
第8回 チオールとスルフィドおよび理解度確認のための演習 第1〜8回の講義内容を正確に理解し、演習問 題に解答できる。

教科書

マクマリー有機化学(中)第8版(東京化学同人)ISBN978-4-8079-0810-3

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

理解度確認のための演習(90%)、授業参加度(10%)(授業参加度は授業での討論、小テストなどにより算出する)

関連する科目

  • ZUK.A201 : 有機化学演習(高)第一
  • CAP.B213 : 有機化学第三(芳香族)

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件は設けないが、有機化学演習(高)第一をすでに履修していることが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

石曽根 隆: tishizon[at]polymer.titech.ac.jp
曽川 洋光: hsogawa[at]polymer.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること。

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