2017年度 結晶学B   Fundamentals of Crystallography in Metallurgical Engineering B

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開講元
金属工学科
担当教員名
藤居 俊之 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金1-2(S8-101)  
クラス
-
科目コード
ZUF.M202
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

結晶の方位関係や結晶の変形を議論する際に用いるステレオ投影図を基礎から応用まで系統的に学び,演習を通して理解を深めます.

到達目標

【到達目標】種々の結晶構造と格子の概念を理解し,面と方向の指数表記ができること,さらに,立方晶のステレオ投影図が任意の方位で描けるようになることを本講義の到達目標とします.
【テーマ】結晶の3次元幾何学を2次元で表記する方法の一つであるステレオ投影法を学びます.さらに,立方晶のステレオ投影図,ステレオ投影図を利用したトレース解析などの演習を通して理解を深めます.

キーワード

格子,結晶構造,晶系,晶帯,ステレオ投影図,ウルフネット,トレース解析

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回の授業で出席を取ります.
講義の後半で,その日の教授内容に関する演習問題に取り組んでもらいます.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ステレオ投影法 課題の解答は次の講義に持参すること
第2回 ウルフネットとその使い方
第3回 トレース解析
第4回 立方晶の標準ステレオ投影図(1)
第5回 立方晶の標準ステレオ投影図(2)
第6回 ステレオ投影図の応用(1)
第7回 ステレオ投影図の応用(2)
第8回 理解度確認総合演習

教科書

講義資料は講義中に配布する

参考書、講義資料等

坂公恭著,『結晶電子顕微鏡学』,内田老鶴圃.早稲田嘉夫,松原栄一郎著,』X線構造解析』,内田老鶴圃.
C. S. Barrett著,『Structure of Metals, 2nd edition』, McGraw-Hill.
A. Kelly, G. W. Groves and P. Kidd著,『Crystallography and Crystal Defects, Revised Edition』, John Wiley & Sons, Ltd,.

成績評価の基準及び方法

日々の演習(20%),理解度確認総合演習(30%),期末試験(50%)によって評価します.

関連する科目

  • MAT.M401 : 回折結晶学
  • MAT.M303 : 格子欠陥と転位

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

結晶学概論Bが未履修の場合,履修可能

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