2016年度 化学総合演習第二   Exercise in Advanced Chemistry II

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開講元
化学科
担当教員名
江口 正  鈴木 啓介  岩澤 伸治  後藤 敬  大森 建  工藤 史貴  鷹谷 絢  安藤 吉勇  瀧川 紘  佐瀬 祥平  宮永 顕正  高橋 講平 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(H114)  木3-4(H114)  
クラス
-
科目コード
ZUC.D330
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、化学系300番台必修科目の「有機化学第三」の理解を深めるための演習と解説を行う。また、同クォーターに開講される「有機化学総合実験」の解説、ディスカションも行う。

有機化学の学習効果を高めるためには多くの演習問題を解くことが効果的であり、「有機化学第三」と「有機化学総合実験」をしっかりと理解することを目標としている。また、有機化学に関する考察力,独創力の養成をはかる。

到達目標

 本講義を履修することによって次の能力を修得する.
1) 授業計画にある有機化合物の構造式、反応性、合成法などを説明できる。
2) 有機実験方法、実験レポートの内容を説明できる。

キーワード

アセト酢酸エチルのアルキル化、アセト酢酸エチルから6員環化合物の合成、Benzoin縮合、還元反応における立体化学、骨格転位反応、Claisen転位、クロスカップリング反応

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各講義の前半20分は、前の講義で課した宿題の解説に当てる。ついで授業計画にある内容を説明し、さらにその演習を行う。講義最後10分間を、演習問題の解説に当てる。有機化学総合実験のディスカッションと解説も行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 アセト酢酸エチルのアルキル化 講義内容に関する演習と宿題
第2回 アセト酢酸エチルから6員環化合物の合成1 講義内容に関する演習と宿題
第3回 アセト酢酸エチルから6員環化合物の合成2 講義内容に関する演習と宿題
第4回 Benzoin縮合 講義内容に関する演習と宿題
第5回 還元反応における立体化学 講義内容に関する演習と宿題
第6回 骨格転位反応1 講義内容に関する演習と宿題
第7回 骨格転位反応2 講義内容に関する演習と宿題
第8回 中間試験と解説 中間試験、復習
第9回 有機化学総合実験の説明 実験の心構え、予習
第10回 Claisen転位 講義内容に関する演習と宿題
第11回 クロスカップリング反応 講義内容に関する演習と宿題
第12回 有機化学総合実験の解説1 実験レポートと関連する課題
第13回 有機化学総合実験の解説2 実験レポートと関連する課題
第14回 総合演習と解説 総合演習と復習
第15回 有機化学総合実験の解説3 実験レポートと関連する課題

教科書

特になし。

参考書、講義資料等

ボルハルト・ショアー現代有機化学(上)、(下)

成績評価の基準及び方法

講義時に課される課題(30%)、中間試験(35%)、および期末試験(35%)。

関連する科目

  • CHM.D201 : 有機化学第一
  • CHM.D202 : 有機化学第二
  • CHM.D301 : 有機化学第三
  • CHM.D203 : 有機化学演習第一
  • CHM.D204 : 有機化学演習第二
  • CHM.D205 : 有機化学基礎実験
  • CHM.D305 : 有機化学総合実験

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

有機化学第一、有機化学第二、有機化学第三、有機化学演習第一、有機化学演習第二、有機化学基礎実験を履修していることが望ましい。

オフィスアワー

講義終了後、またはメールで事前予約し、教員室で質問に応じる。

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