2019年度 電磁気学第一   Electromagnetism I

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開講元
物理学科
担当教員名
西田 祐介 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火3-4(H136)  金3-4(H136)  
クラス
-
科目コード
ZUB.E202
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年4月3日
講義資料更新日
2019年4月5日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

電磁気学は、電場と磁場を基本的な場とし、場を生成し、場から力を受ける電荷,電流とその運動を取り扱う。場の方程式は時間と空間の微分を含む場の微分方程式で、これを数学的に扱うにはベクトル解析の数学的手法を多用する。本講義では、ベクトル解析とその論理を丁寧に用いて、電磁気学の総合的体系を学ぶ。演習部分では、単元に関連する問題を解くことによって内容の定着を図る。
電磁気学の基礎を理解することがねらいです。

到達目標

電磁気学基礎で学んだ電磁気現象を、電磁場のベクトル解析を用いて計算できるようにして、マクスウェル電磁気学の体系、その理論の本質的構造を理解する。

キーワード

電場、磁場、マクスウェル方程式

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

板書により概念を説明する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガウスの定理、ストークスの定理 ベクトル解析を習得する
第2回 真空中のマクスウェル方程式 マクスウェル方程式の基礎的事項を習得する
第3回 電磁ポテンシャルとゲージ変換 マクスウェル方程式の基礎的事項を習得する
第4回 クーロンの法則 静電場に関連する現象を理解する
第5回 多重極展開 静電場に関連する現象を理解する
第6回 静電場のエネルギー 静電場に関連する現象を理解する
第7回 境界値問題と鏡像法 静電場に関連する現象を理解する
第8回 ビオ・サバールの法則 静磁場に関連する現象を理解する
第9回 多重極展開 静磁場に関連する現象を理解する
第10回 静磁場のエネルギー 静磁場に関連する現象を理解する
第11回 準定常電流と電磁誘導 静磁場に関連する現象を理解する
第12回 点電荷と電磁場の相互作用 マクスウェル方程式の発展的事項を習得する
第13回 エネルギー保存則 マクスウェル方程式の発展的事項を習得する
第14回 運動量保存則 マクスウェル方程式の発展的事項を習得する
第15回 真空中の電磁波 マクスウェル方程式の発展的事項を習得する

教科書

OCW-i で講義ノートを配布する。

参考書、講義資料等

砂川重信「理論電磁気学(第3版)」(紀伊國屋書店、1999年出版)

成績評価の基準及び方法

期末試験で評価する。

関連する科目

  • ZUB.E211 : 電磁気学演習
  • ZUB.E216 : 電磁気学第二

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし。

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