2022年度 解析学特別講義D   Advanced courses in Analysis D

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開講元
数学科
担当教員名
坂本 祥太 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金3-4(H115)  
クラス
-
科目コード
ZUA.C334
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2022年4月20日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

非切断Boltzmann方程式の基礎理論について解説する。特に切断Boltzmann方程式との違いである解の平滑化効果を主題に解説する。
時間があれば、流体力学極限とのつながりについても紹介したい。
本講義は直前に行われる「解析学特別講義C」につづくものである。

到達目標

非切断Boltzmann方程式の持つ平滑化効果を理解すること

キーワード

解の平滑化効果、流体力学極限

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式で行う。適宜レポート課題を出題する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 非切断Boltzmann方程式と切断Boltzmann方程式の違いについての概観 講義中に指示する.
第2回 Cancellation lemmaと強圧性評価 講義中に指示する.
第3回 解の平滑化効果 1: AMUXY(2011, ARMA)の主定理の紹介 講義中に指示する.
第4回 解の平滑化効果 2: 積分作用素の上からの評価 講義中に指示する.
第5回 解の平滑化効果 3: 積分作用素の下からの評価 講義中に指示する.
第6回 流体力学極限 1: Hilbert展開 講義中に指示する.
第7回 流体力学極限 2: Knudsen数、Mach数と各種流体方程式 講義中に指示する.

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし

参考書、講義資料等

授業中に適宜指示する。

成績評価の基準及び方法

レポート課題 (100%) による

関連する科目

  • ZUA.C333 : 解析学特別講義C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

解析学特別講義Cの内容を理解していること。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

sakamoto.s.aj[at]m.titech.ac.jp

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