2022年度 解析学特別講義A   Advanced courses in Analysis A

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
数学科
担当教員名
田辺 正晴 
授業形態
講義    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(I841)  
クラス
-
科目コード
ZUA.C331
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2022年3月16日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

リーマン面とは、実2次元の多様体でありかつ座標変換が正則写像で与えられるもののことである。 リーマン面の理論は、数学の多くの他の分野において、着想や例の源であり続けてきた。 本講義は、引き続き行われる「解析学特論B」につながるものであり、全体としては、 リーマン-ロッホの定理、アーベルの定理、ヤコビの逆問題などの閉リーマン面に関する 基本的かつ重要な定理とその応用を紹介する。 この講義では、リーマン-ロッホの定理について理解することを目標とする。

到達目標

リーマン-ロッホの定理について理解する。

キーワード

リーマン面、リーマン-ロッホの定理

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式による講義。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 リーマン面 講義中に指示する。
第2回 リーマン面の位相
第3回 微分形式
第4回 調和微分、正則微分
第5回 双線型関係式
第6回 因子
第7回 リーマン-ロッホの定理 I
第8回 リーマン-ロッホの定理 II

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

H. M. Farkas and I. Kra, Riemann surfaces, GTM 71, Springer-Verlag

成績評価の基準及び方法

レポートにより評価する。詳細は講義中に指示する。

関連する科目

  • ZUA.C301 : 複素解析第一
  • MTH.C301 : 複素解析第一
  • MTH.C302 : 複素解析第二
  • MTH.C402 : 解析学特論B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

その他

特になし

このページのトップへ