2020年度 幾何学演習A   Exercises in Geometry A

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開講元
数学科
担当教員名
五味 清紀  正井 秀俊 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-8(H103)  
クラス
-
科目コード
ZUA.B204
単位数
2
開講年度
2020年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本科目は「集合と位相第二(ZUA.B203)」の演習である。「集合と位相第一」で扱われる講義の内容について、問題演習を行う。

到達目標

・位相のさまざまな記述方法を理解すること。
・位相と写像の連続性の関係を理解すること
・さまざまな設定の下で自然に定まる位相について理解すること
・分離公理を満たさない空間の基本的な例を理解すること
・連結な空間と非連結な空間を、多くの具体例とともに理解すること。
・コンパクトな空間と非コンパクトな空間を、多くの具体例とともに理解すること。
・コンパクト空間の持つ特別な性質を証明できるようになること
・完備距離空間の多くの性質を理解すること

キーワード

位相と位相空間、近傍系、第一可算公理、第二可算公理、連続写像、誘導位相、分離公理、コンパクト空間、連結空間、弧状連結性、完備距離空間

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

「集合と位相第二」で解説した内容に関する問題演習

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 以下の内容に関する問題演習:位相と位相空間 講義中に指示する
第2回 以下の内容に関する問題演習:開集合系の基と近傍系、第二可算公理 講義中に指示する
第3回 以下の内容に関する問題演習:基本近傍系、第一可算公理 講義中に指示する
第4回 以下の内容に関する問題演習:連続写像、同相写像 講義中に指示する
第5回 以下の内容に関する問題演習:相対位相、直積位相 講義中に指示する
第6回 以下の内容に関する問題演習:商位相、写像による誘導位相 講義中に指示する
第7回 以下の内容に関する問題演習:ハウスドルフ空間、正則空間 講義中に指示する
第8回 以下の内容に関する問題演習:分離公理と連続関数 講義中に指示する
第9回 以下の内容に関する問題演習:位相空間の連結性 講義中に指示する
第10回 以下の内容に関する問題演習:位相空間の弧状連結性 講義中に指示する
第11回 以下の内容に関する問題演習:位相空間のコンパクト性 講義中に指示する
第12回 以下の内容に関する問題演習:コンパクト位相空間の性質 講義中に指示する
第13回 以下の内容に関する問題演習:距離空間の完備性 講義中に指示する
第14回 以下の内容に関する問題演習:距離空間の位相的性質 講義中に指示する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

「集合と位相」内田伏一著 裳華房 (1986年)

参考書、講義資料等

「集合と位相」斎藤毅著 東京大学出版会 (2009年)
「集合・位相入門」松坂和夫著 岩波書店 (1968年)
「集合と位相空間」森田茂之著 朝倉書店 (2002年)

成績評価の基準及び方法

小テスト (およそ30%), 演習問題の解答状況 (およそ70%)

関連する科目

  • ZUA.B203 : 集合と位相第二
  • MTH.B203 : 位相空間論第三
  • MTH.B204 : 位相空間論第四

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

微分積分学第一・演習、微分積分学第二、同演習、線形代数学第一・演習、線形代数学第二、同演習を履修済みであることが望ましい。
「集合と位相第二」を同時に履修することが強く推奨される(未履修の場合)

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