2018年度 数学特殊講義D   Special courses on advanced topics in Mathematics D

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開講元
数学科
担当教員名
野坂 武史  伊藤 哲也 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
ZUA.E334
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2018年8月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

順序群とは、群自身の作用で不変となるような全順序を持つ群である。群上の不変順序構造は代数的な対象であるが、順序群は一次元力学系・低次元トポロジーなどと関連し、現在様々な観点から活発に研究されるようになった対象である。

ここでは、順序群の持つ様々な側面、力学系・トポロジー・組み合わせ構造などについて解説し、順序群の基本事項から、最近の話題・発展についてまで講義する。 特に、ここでは低次元トポロジーと順序群との関連についてを主眼に置き、最近までの結果を系統付けて学習する.

到達目標

・ 順序群の基本理論を習得すること
・ 順序群とトポロジーの最近の話題についての知識を得、さらなる研究につなげられるようにすること

キーワード

順序群・低次元トポロジー・一次元力学系

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式で行う.また,適宜レポート課題を出す.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 以下の事柄について講義する ・ 順序群の代数的な基本 ・ 順序群と一次元力学系 ・ 順序構造のなす位相空間と孤立順序 ・ 三次元多様体の基本群上の順序とHeegaard Fleor homologyの関連 ・ 両側不変順序とAlexander不変量 講義中に指示する

教科書

適宜参考文献を講義中に紹介する

参考書、講義資料等

適宜参考文献を講義中に紹介する

成績評価の基準及び方法

レポート課題(100%)による.

関連する科目

  • MTH.E646 : 数学最先端特別講義Q
  • MTH.E434 : 数学特別講義D

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

その他

特になし

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