2019年度 理学院専門基礎   School of Science Basic Course

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
理学院
担当教員名
神原 秀記  髙柳 大 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6(H121)  
クラス
-
科目コード
XIP.A102
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2019年3月24日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

本講義では、最先端の数学、物理学、化学、地球惑星科学を理解するのに必要な基礎をオムニバス形式で学ぶ。

到達目標

本講義を通して、先端的科学研究の進展を理解する。

キーワード

数学系:整数論,ゼータ関数
物理学系:波動、フーリエ解析、電磁波、物質波、非線形波動、重力波
化学系:化学者のキャリアパス
地球惑星科学系:なし

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

数学系:黒板を用いた通常の講義を行う
物理学系:講義形式
化学系:スライドを用いた講義
地球惑星科学系:スライドを用いた講義

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 化学系:境界新領域としての化学の現状と展望 基礎学問のみならず、化学・生体系ナノテクノロジーとも密接に関連した現在の化学の進展について理解する
第2回 化学系:グルタミン酸ナトリウムの発見から事業まで 企業研究における基礎化学研究の重要性について理解する
第3回 化学系:ナノメーターのジグソーバズル 基礎化学の重要性について理解する
第4回 化学系:研究開発50年から学んだこと 質量分析・DNAシーケンサーから1細胞・組織解析への深化を理解する
第5回 地球惑星科学系:太陽系における生命生存可能性 大気や海洋をもつ太陽系天体の特徴とその形成要因を理解する
第6回 地球惑星科学系:系外惑星の物理の概観 惑星系の形成過程にかかわる力学、流体力学を理解し、系外惑星系の多様性の起源を理解する
第7回 地球惑星科学系:安定同位体地球化学 安定同位体を用いた地球化学の基礎を学び、大気・海洋を通した物質の生物地球化学循環への応用について理解する
第8回 物理学系:波動方程式 連成振動と波動方程式の関係を説明せよ。
第9回 物理学系:波動の性質 固定端条件での1次元波動方程式の解を求めよ。
第10回 物理学系:電磁波、量子力学における波動 マクスウェル方程式から波動方程式を導出せよ。
第11回 物理学系:現代物理学における波動 非線形波動の解の例を与えよ。
第12回 数学系:素数の基本的性質,ゼータ関数の導入 整数についての基礎知識を確認する.
第13回 数学系:ゼータ関数を用いた素数分布の考察 無限級数についての基礎知識を確認する.
第14回 数学系:現代数学における様々なゼータ関数 関連する問題をレポート課題として提示する.

教科書

数学系:使用しない
物理学系:無し
化学系:使用しない
地球惑星科学系:指定しない

参考書、講義資料等

数学系:キーワードをもとにして各自がインターネットで検索調査することを薦める.
物理学系:特に無し
化学系:適宜講義資料を配布する
地球惑星科学系:講義資料を授業で配布する

成績評価の基準及び方法

数学系:レポートにより評価する.基準は(1)選んだテーマの重要性,(2)考察の徹底度,(3)記述の明快さ,による.
物理学系:レポート
化学系:レポート
地球惑星科学系:レポート

関連する科目

  • LAS.M101 : 微分積分学第一・演習
  • LAS.M105 : 微分積分学第二
  • LAS.A101 : 宇宙地球科学A
  • LAS.A102 : 宇宙地球科学B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

その他

特になし

このページのトップへ