本講義では、最先端の数学、物理学、化学、地球惑星科学を理解するのに必要な基礎をオムニバス形式で学ぶ。
本講義を通して、先端的科学研究の進展を理解する。
数学系:整数論,ゼータ関数
物理学系:波動、フーリエ解析、電磁波、物質波、非線形波動、重力波
化学系:化学者のキャリアパス
地球惑星科学系:なし
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
数学系:黒板を用いた通常の講義を行う
物理学系:講義形式
化学系:スライドを用いた講義
地球惑星科学系:スライドを用いた講義
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 化学系:境界新領域としての化学の現状と展望 | 基礎学問のみならず、化学・生体系ナノテクノロジーとも密接に関連した現在の化学の進展について理解する |
第2回 | 化学系:グルタミン酸ナトリウムの発見から事業まで | 企業研究における基礎化学研究の重要性について理解する |
第3回 | 化学系:ナノメーターのジグソーバズル | 基礎化学の重要性について理解する |
第4回 | 化学系:研究開発50年から学んだこと | 質量分析・DNAシーケンサーから1細胞・組織解析への深化を理解する |
第5回 | 地球惑星科学系:太陽系における生命生存可能性 | 大気や海洋をもつ太陽系天体の特徴とその形成要因を理解する |
第6回 | 地球惑星科学系:系外惑星の物理の概観 | 惑星系の形成過程にかかわる力学、流体力学を理解し、系外惑星系の多様性の起源を理解する |
第7回 | 地球惑星科学系:安定同位体地球化学 | 安定同位体を用いた地球化学の基礎を学び、大気・海洋を通した物質の生物地球化学循環への応用について理解する |
第8回 | 物理学系:波動方程式 | 連成振動と波動方程式の関係を説明せよ。 |
第9回 | 物理学系:波動の性質 | 固定端条件での1次元波動方程式の解を求めよ。 |
第10回 | 物理学系:電磁波、量子力学における波動 | マクスウェル方程式から波動方程式を導出せよ。 |
第11回 | 物理学系:現代物理学における波動 | 非線形波動の解の例を与えよ。 |
第12回 | 数学系:素数の基本的性質,ゼータ関数の導入 | 整数についての基礎知識を確認する. |
第13回 | 数学系:ゼータ関数を用いた素数分布の考察 | 無限級数についての基礎知識を確認する. |
第14回 | 数学系:現代数学における様々なゼータ関数 | 関連する問題をレポート課題として提示する. |
数学系:使用しない
物理学系:無し
化学系:使用しない
地球惑星科学系:指定しない
数学系:キーワードをもとにして各自がインターネットで検索調査することを薦める.
物理学系:特に無し
化学系:適宜講義資料を配布する
地球惑星科学系:講義資料を授業で配布する
数学系:レポートにより評価する.基準は(1)選んだテーマの重要性,(2)考察の徹底度,(3)記述の明快さ,による.
物理学系:レポート
化学系:レポート
地球惑星科学系:レポート
特になし
特になし