2023年度 情報理工学基礎2   Foundations of Computing 2

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開講元
情報理工学院
担当教員名
井上 中順 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6(M-178(H1101))  
クラス
-
科目コード
XCO.B102
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2023年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

計算機科学に必要となる数学的な概念,記法,論法の基礎を提供する。本講義は学生が抽象的,論理的なものの見方,考え方を身につける手助けをする.情報基礎学第一を履修していることが望ましい.

到達目標

論理,数え上げ,定義,証明,木構造,アルゴリズムの概念を説明でき,それらを課題に適用するための基本的な考え方,技術を身につける.

キーワード

論理,数え上げ,定義,証明,木構造,アルゴリズム

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各回の授業内容をよく読み,課題を予習・復習で行って下さい.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 命題論理 教科書5.1~5.3章を講義前に精読
第2回 述語論理 教科書5.4章を講義前に精読
第3回 数え上げ 教科書6章を講義前に精読
第4回 非構成的証明と数学的帰納法 教科書7.1,7.2章を講義前に精読
第5回 再帰と記号列 教科書7.3,7.4章を講義前に精読
第6回 木構造とアルゴリズム 教科書8章を講義前に精読
第7回 演習 学習内容を自己点検して,演習により総合的な理解度を高め,到達度を自己評価する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

情報基礎数学,佐藤泰介,高橋篤司,伊東利哉,上野修一著,オーム社,2014,ISBN 978-4-274-21610-7

参考書、講義資料等

計算機科学入門(A Basis for Theoretical Computer Science),M.Arbib, A.Kfoury, R.Moll 著,甘利俊一,金谷健一,嶋田晋 訳,サイエンス社,1984
コンピュータサイエンスのための離散数学,守屋悦朗著,サイエンス社,1992

成績評価の基準及び方法

論理,数え上げ,定義,証明,木構造,アルゴリズムの概念の理解度と,それらをそれらを課題に適用するための基本的な力について,
授業参加度および期末テストあるいは期末レポートで評価する (授業参加度は,授業内に実施する演習などにより算出する).

関連する科目

  • XCO.B101 : 情報理工学基礎1

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修条件は特に設けないが,情報基礎学第一を履修していることが望ましい.

その他

履修希望者数が多数になった場合は、講義室に収容できない可能性があるため、情報理工学院以外の学生は申告許可を出さない可能性がある。

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