2023年度 物質理工学概論C   Introduction of Materials and Chemical Technology C

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開講元
物質理工学院
担当教員名
林 幸  村橋 哲郎  難波江 裕太  吉川 史郎  大友 明  多湖 輝興  大塚 英幸  扇澤 敏明  早水 裕平  河村 憲一 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6(M-374(H131))  
クラス
-
科目コード
XMC.A104
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2023年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

物質理工学院の新入生を主な対象とし,物質理工学概論AとBを踏まえて,物質理工学院の200番台以降の系専門科目を履修するための予備知識となる材料系と応用化学系における研究トピックスを学ぶ。また,系所属について説明し,相談を行う。

到達目標

物質理工学の予備知識を獲得する。

キーワード

物質理工学に要求される基礎と技術

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は,6名の担当教員によるオムニバス形式で,系専門科目を履修するための予備知識を学ぶ。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 材料化学 応化系 大友 明 教授 無機化学や物理化学の基礎的知識を使って材料を合成する方法と、材料の電子物性を理解するための方法を学ぶ。身近な電子材料の成り立ちと、材料化学の関連科目群の構成を理解する。
第2回 熱力学・カーボンリサイクル 応化系 多湖 輝興 教授 二酸化炭素をメタンやアルコール等に変換す るカーボンリサイクル技術開発では,熱力学 に基づいた触媒と化学プロセスの設計がとて も重要です.熱力学とカーボンリサイクルの関 係を理解しよう.
第3回 高分子化学 応化系 大塚 英幸 教授 高分子化学・有機化学・物理化学といった基礎化学を応用して、自己修復・リサイクル・応力可視化などに資する次世代高分子物質を設計する研究例から、分子レベルで考えることの重要性を理解する。
第4回 材料力学 材料系 扇澤 敏明 教授 材料が外力を受けた場合の応答を扱う材料力学についての基本的な概念を学ぶ。身近な材料における応用例を挙げて紹介する。
第5回 量子力学・量子化学 材料系 早水 裕平 准教授 剛体や質点をもとにした古典論的な物質の見方に対して,量子論的に波動を用いて物質の理解を深める。200番台以降の量子論を用いた講義を理解する上で重要になる概念と量子論でしか説明できない物質の特性を紹介する。
第6回 熱力学 材料系 河村 憲一 准教授 1年次の化学熱力学基礎がどのような現象・機器を理解するのに役立つかを紹介する。
第7回 確認テスト(予定)

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,各授業における配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし

参考書、講義資料等

なし

成績評価の基準及び方法

レポート評価と期末試験

関連する科目

  • XMC.A101 : 物質理工学リテラシ
  • XMC.A102 : 物質理工学概論A
  • XMC.A103 : 物質理工学概論B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

物質理工学リテラシ―,物質理工学概論A,物質理工学概論Bを受講していることが望ましい。

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