2019年度 物質理工学概論B   Introduction of Materials and Chemical Technology B

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開講元
物質理工学院
担当教員名
宮内 雅浩  塩谷 正俊  熊井 真次  大塚 英幸  下山 裕介  田中 健 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-6(W541)  
クラス
-
科目コード
XMC.A103
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2019年4月4日
講義資料更新日
2019年11月5日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

物質理工学院の新入生を主な対象とし、物質理工学概論Aを踏まえて、物質理工学の専門科目の導入となる材料系と応用化学系の基礎を学ぶ。また、基礎から研究を見据え、世界で活躍できる技術者・研究者に成長するための道筋を示す。

到達目標

物質理工学の基礎を理解する。

キーワード

物質理工学の基礎と技術、研究課題

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は、6名の担当教員によるオムニバス形式で、物質理工学における基礎と最新の研究トピックスを例に紹介する。また、授業後半では、各トピックスに関してグループ討論を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 応用化学系 大塚英幸 教授 化学的アプローチによる次世代高分子設計 次世代高分子物質を設計するための化学の重要性を理解する。
第2回 応用化学系 下山裕介 教授 超臨界流体による医薬品製造 超臨界流体の基礎と医薬品製造における設計方法を説明できる。
第3回 応用化学系 田中健教授 芳香環を組み立てて光学活性な芳香族化合物を合成する ベンゼン環の並べ方について、不安定になる並べ方と安定になる並べ方を説明してください。また、理由を説明してください。「講義内容に関する自分なりの感想」も書いてくれると嬉しいです。
第4回 材料系 熊井真次 教授 高度リサイクルシステムの構築ならびにマルチマテリアル材料設計のための先端プロセスメタラジー 地球環境保全の観点から重要な先端的金属材料製造プロセスと異種金属接合技術について最新の研究成果をまじえて紹介する
第5回 材料系 塩谷正俊 准教授 材料を繊維として使用することのメリット 材料を繊維化すると何故優れた物性が発現するかを学ぶ。
第6回 材料系 宮内雅浩 教授 日本が誇る環境・エネルギー材料技術 太陽光を使ったエネルギー製造技術、環境浄化触媒材料技術について紹介する。光-電気エネルギー変換や、光-化学エネルギー変換材料についての基本を解説し、その応用となる太陽光発電や光触媒を紹介する。
第7回 材料科学・応用科学の基礎的・応用的研究 各系で行っている学問の基礎的及び応用的研究を紹介する。
第8回 期末試験

教科書

なし

参考書、講義資料等

なし

成績評価の基準及び方法

レポート評価と期末試験

関連する科目

  • XMC.A101 : 物質理工学リテラシ
  • XMC.A102 : 物質理工学概論A
  • XMC.A104 : 物質理工学概論C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

物質理工学リテラシ―、物質理工学概論Aを受講していることが望ましい。

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