第1回の講義で全体計画を説明し、論文紹介を担当する論文を割り当てる。講義の前半では中島が基礎的な項目について解説する。後半では,地球標準モデルであるPREMの論文(Dziewonski and Anderson, 1981, PEPI)を輪読し,PREMの背景にある観測量を理解する。さらに各自に割り当てられた論文の紹介を通して,地球内部構造の理解を進展させる。
固体地球の地震学的イメージングと不均質構造の特徴を理解する。また,広くい使われているPREM構造を理解することを目的とする。
地震波トモグラフィ,沈み込み,含水化,PREM
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
毎回出席を取る。講義の後半では、学生による論文紹介を行う。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 講義概要の説明と論文紹介の割り当て | 講義の概要を学ぶ |
第2回 | 弾性論と地震学 | 線形弾性論を理解する |
第3回 | 地震波速度トモグラフィと逆解析 | 三次元イメージング手法を理解する |
第4回 | 非弾性と地震波減衰 | 非弾性効果を理解する |
第5回 | 地震波不均質の解釈 | 不均質構造の原因を理解する |
第6回 | 世界の地震活動 | 世界の地震活動を理解する |
第7回 | 沈み込み帯の地震活動 | 沈み込み帯の地震活動を理解する |
第8回 | 沈み込み帯の火山活動 | 沈み込み帯の火山活動を理解する |
第9回 | 日本列島の地震テクトニクス | 日本列島のテクトニクスを理解する |
第10回 | PREM論文の輪読と質問への回答 | PREM論文を輪読する |
第11回 | PREM論文の輪読と質問への回答 | PREM論文を輪読する |
第12回 | PREM論文の輪読と質問への回答 | PREM論文を輪読する |
第13回 | 担当論文の発表と質問への回答(テクトニクス) | プレートテクトニクスを理解する |
第14回 | 担当論文の発表と質問への回答(地震・火山活動) | 地震活動と火山活動を理解する |
第15回 | まとめと討論 | 講義を通して学習したことを整理する |
特になし。
特になし。
論文紹介の理解度、レジュメ作成、プレゼン力、を評価する。講義および論文紹介の質疑も採点の対象とする。
履修の条件を設けない