2016年度 宇宙惑星物理学D   Astrophysics and Planetary Physics D

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開講元
地球惑星科学コース
担当教員名
佐藤 文衛 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
月3-4(石実1-103)  木3-4(石実1-103)  
クラス
-
科目コード
EPS.A413
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

私たちは主に電磁波を通して天体からの情報を得ており、とりわけ分光観測によって得られる天体のスペクトルには天体の物理的・化学的性質、運動等に関する情報が豊富に含まれている。本講義では、まず天体からの輻射とスペクトルに関する基礎的事項を解説する。続いて、恒星大気のスペクトルから恒星の化学組成や運動についてどのような情報が引き出せるかを解説する。さらに、恒星や惑星のスペクトルを得るための光赤外線波長域における分光観測の手法を解説し、最後に、近年急速に発展する系外惑星の観測について紹介する。

到達目標

天体のスペクトルの形成過程と、スペクトルを得るための分光観測の手法を理解し、恒星及び系外惑星の観測に応用できるようになることを目標とする。
分光観測から如何にして天体の情報を引き出すかを、恒星及び系外惑星の観測を通して学ぶ。

キーワード

スペクトル、輻射輸送、恒星大気、分光観測、系外惑星

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力

授業の進め方

始めに前回講義の内容を復習し、その後適宜演習問題を交えながらその日の内容を講義する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション:恒星と惑星のスペクトル概観 恒星と惑星のスペクトルの特徴
第2回 輻射とスペクトル:輻射輸送過程 輻射輸送の基礎
第3回 輻射とスペクトル:連続吸収と線吸収 連続吸収と線吸収の仕組み
第4回 輻射とスペクトル:恒星大気モデル 恒星大気モデルの基礎
第5回 輻射とスペクトル:連続スペクトル 恒星の連続光の測定と特徴
第6回 輻射とスペクトル:輝線と吸収線 恒星のスペクトル線の測定と振る舞い
第7回 恒星:大気組成 恒星大気の化学組成の測定
第8回 恒星:表面速度場 恒星の自転、対流、黒点
第9回 恒星:内部構造と進化 恒星の内部構造と進化の基礎
第10回 恒星:脈動 脈動星と脈動のメカニズム
第11回 観測:望遠鏡、分光器 望遠鏡と分光器の原理
第12回 観測:検出器、データ解析 検出器の原理と、データ解析の手法
第13回 系外惑星:検出法 系外惑星の様々な観測法
第14回 系外惑星:惑星大気 系外惑星の大気と観測法
第15回 系外惑星:中心星と惑星の相互作用 中心星の進化、潮汐作用

教科書

特になし

参考書、講義資料等

参考文献、参考資料は授業で適宜紹介する。

成績評価の基準及び方法

天体のスペクトルと分光観測の基礎及び応用についての理解度を評価する。数回課すレポート課題の成績で評価する。

関連する科目

  • EPS.A410 : 宇宙惑星物理学A
  • EPS.A411 : 宇宙惑星物理学B
  • EPS.A412 : 宇宙惑星物理学C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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