2021年度 地惑実験(岩石学)   Laboratory in Earth and Planetary Sciences (petrology)

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開講元
地球惑星科学系
担当教員名
石川 晃  太田 健二 
授業形態
    
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火5-8(南5-112)  金5-8(南5-112)  
クラス
-
科目コード
EPS.L202
単位数
1
開講年度
2021年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2021年3月19日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

地質学・岩石学の履修には座学で得た知識を実際に自身で確認・応用する事が求められる。岩石は地球の歴史解明において重要な資源であるが、岩石を理解できて初めて、そこから引き出せる情報が明らかになってくる。各回の始めに地質学に必要な岩石学の初歩的事項の概説を行い、その後実際に偏光顕微鏡を用いて観察・確認してもらう。各岩石が持つ特徴と構成鉱物を理解し、履修者が岩石鑑定を出来るようになる事に重点を置く。

到達目標

【到達目標】 この実習を通して、地質学・岩石学の初歩的な事項を学ぶ。関連する岩石学についても基礎を築き、地球惑星科学科の他講義の理解促進も目標とする。
【テーマ】 岩石や鉱物が地球・惑星の進化に関する物理・化学情報の宝庫であることを理解する事に重きを置く。またこの実験を通して「見て考える」という研究活動における基礎を学ぶ事をテーマとしている。

キーワード

偏光顕微鏡、火成岩、堆積岩、変成岩、鉱物

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各講義の説明、顕微鏡観察とスケッチ、補足説明。各回の授業内容をよく読み、配付資料や参考書を用いて予習・復習を行うこと。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 深成岩の観察 深成岩を構成する鉱物の特徴を理解する
第2回 火山岩の観察 火山岩を構成する鉱物の特徴を理解する
第3回 堆積岩の観察 火山岩を構成する鉱物の特徴を理解する
第4回 変成岩の観察 変成岩を構成する鉱物の特徴を理解する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学学修規程で定められた時間を目安に行う。

教科書

集中講義前にメール配布

参考書、講義資料等

黒田吉益、諏訪兼位著『偏光顕微鏡と岩石鉱物』共立出版、W.S.マッケンジー、A.E.アダムス著『カラーでみる岩石記載学入門』MANSON Publishing、都城秋穂、久城育夫著『岩石学Ⅰ』共立全書

成績評価の基準及び方法

顕微鏡観察に基づく鉱物観察の理解度を評価する。
成績はレポートと講義中の取り組み姿勢による。

関連する科目

  • EPS.A205 : 地球科学序論
  • EPS.A203 : 地球史概論
  • EPS.A331 : 地球物質学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

地球科学序論、地球史概論を履修していることが好ましい

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

石川(akr[at]eps.sci.titech.ac.jp)

オフィスアワー

特に設けない

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