2019年度 地惑巡検   Field Excursion

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
地球惑星科学系
担当教員名
太田 健二  上野 雄一郎  石川 晃  羽場 麻希子  GILBERT ALEXIS ROMAIN  東 真太郎 
授業形態
演習 /実験     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
EPS.L220
単位数
4
開講年度
2019年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

地球惑星科学上重要な自然現象を野外で実習、体験する。研究所、観測所などの見学も行う。事前に講義とグループ学習によって巡検地域の地質学的な重要性を理解する。その後、第4クォーターの春休みを利用して約1週間の海外巡検を行い、地層、褶曲、断層、火山等の野外観察を行う。また、現地の大学・研究所を訪問し、外国の研究者から直接講義を受けるなどの交流をはかり、国際的感覚を養う。

到達目標

地球惑星科学を学ぶ学生にとって地球科学的現象を理解するためには、国内のみならず、外国に赴いて直接現地でそれらを観察することが重要である。「地惑巡検」では、教員の引率のもと、グローバルスケールの地球科学現象を観察できる場所で、直接自然と触れあい、地球の鼓動を体感する巡検を実施する。事前に巡検先での観測対象について学習し、その知識を大自然の中で実際に活かして自分の中で組み立てる。これらの学習を通して、自然現象を科学的にアプローチして理解する流れを体感しつつ、身につける。

キーワード

地球惑星科学、野外地質学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業中に指示する

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 地惑巡検ガイダンス、参加希望調査 プレートテクトニクスとアメリカ西海岸の地質
第2回 地惑巡検案内書作成1:巡検エリアの地質に関する文献の調査・輪読 Plate tectonics:プレートの分裂
第3回 地惑巡検案内書作成2:外国人研究者による英語での巡検エリアに関する講習会 惑星・衛星観測
第4回 地惑巡検案内書作成3:グループに分かれて巡検案内書の作成 隕石と宇宙化学
第5回 事前発表会 各グループによる発表、質疑応答
第6回 海外巡検実施(以下、2019年度の予定巡検ルート) 海外巡検実施
第7回 ①サンアンドレアス断層の見学 サンアンドレアス断層のテクトニクス
第8回 ②デュモント砂丘の見学〜全球凍結 古気候学
第9回 ③メテオクレータの見学 隕石と宇宙科学
第10回 ④グランドキャニオンの見学 地質学
第11回 ⑤ローウェル天文台 惑星・衛星観測

教科書

事前学習期間中に下記参考書、参考資料を元に学生が主体となって作成する。

参考書、講義資料等

個々の選択したテーマに合わせて講義中に指示する。

成績評価の基準及び方法

巡検案内書の作成、事前発表会でのプレゼンテーション、巡検後レポートにより成績評価をおこなう。

関連する科目

  • EPS.L205 : 地惑実験(野外実習)
  • EPS.L202 : 地惑実験(岩石学)
  • EPS.A205 : 地球科学序論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

とくになし

このページのトップへ