2022年度 無機・分析化学基礎特論 I   Basic Concepts of Inorganic Chemistry I

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開講元
化学コース
担当教員名
川口 博之 
授業形態
講義    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6(W935)  
クラス
-
科目コード
CHM.B401
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2022年3月16日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

本講義では、無機化学および分析化学の基礎的な知識、概念の確認、整理を行う。固体表面への分子の吸着、固体表面の分析手法、有機金属錯体の結晶構造および光固相反応、配位化合物、金属クラスター錯体について解説する。学部で習得した無機化学および分析化学を基盤に、大学院で専門的な領域を学び、研究を行うのに必要な知識や概念を整理し、系統的に学ぶ。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する.
1) 無機化合物の性質を説明できる
2) 有機金属錯体の構造と性質について説明できる
3) X線、電子、中性子回折による固体構造解析を理解できる
4) 配位化合物の光化学を理解できる

キーワード

光反応化学、触媒化学、配位化学、有機金属化学、結晶化学

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

オムニバス形式で授業を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 配位化合物- 金属と配位子 金属錯体の配位子を説明できる
第2回 金属錯体の結合 金属錯体の結合を説明できる
第3回 金属錯体の構造 金属錯体の構造を説明できる
第4回 結晶場理論 結晶場理論を説明できる
第5回 金属錯体の電子スペクトル 金属錯体の電子スペクトルを説明できる
第6回 金属錯体の反応 有機金属錯体の性質を説明できる。
第7回 有機金属錯体概論 有機金属錯体の性質を説明できる

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

資料を講義で配布する。

参考書、講義資料等

シュライバー「無機化学(上下)」東京化学同人

成績評価の基準及び方法

講義で学んだ無機化学の基礎的な考え方、知識について、その理解度を評価する。
配点はレポート(40%)、期末試験(60%)

関連する科目

  • CHM.B201 : 無機化学第一
  • CHM.B301 : 無機化学第二
  • CHM.B202 : 基礎分析化学
  • CHM.B332 : 光化学
  • CHM.B333 : 結晶化学
  • CHM.B335 : 固体化学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

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