2021年度 光反応特論 II   Photochemical Reactions II

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開講元
化学コース
担当教員名
石谷 治 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木7-8  
クラス
-
科目コード
CHM.B437
単位数
1
開講年度
2021年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2021年3月19日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

光化学の基礎知識があることを前提にして、より高度な光反応化学を修得することを目指す。特に金属錯体の光化学、光反応および光触媒特性を中心に講義する。

到達目標

金属錯体の光化学、光反応、光触媒特性に関する高度な知識を身につける

キーワード

光化学、光反応、光触媒、金属錯体

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

プリントと白板を使って授業を進める。授業中の質問は大歓迎である。履修者には、頻繁に質問をする。予習は必要ないが、復習は必須である

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 光化学の基礎 光化学に関する基礎知識の復習
第2回 光物理過程 分子の色、電子遷移、発光現象、励起状態の寿命
第3回 金属錯体の励起状態と光反応1 MC遷移、LC遷移、CT遷移、光配位子交換、原子の引き抜き、
第4回 金属錯体の励起状態と光反応2 エネルギー移動、電子移動
第5回 金属錯体光触媒1 消光過程、電子移動、レドックス光増感反応
第6回 金属錯体光触媒2 原子移動、ヒドリド移動
第7回 最新の光機能性分子 アップコンバージョン、熱活性化遅延蛍光
第8回 試験 基礎知識を問う

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね30分を目安に行うこと。

教科書

プリントを配布する

参考書、講義資料等

佐々木陽一、石谷 治:金属錯体の光化学、三共出版

成績評価の基準及び方法

試験だけで評価する。

関連する科目

  • CHM.B332 : 光化学
  • ENR.H420 : 光化学概論第一

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

光化学に関する基本的な知識を持っていることが必要である。CHM.B332もしくはENR.H420、いずれかの授業の単位を修得した後に受講することを強く勧める。

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