2022年度 有機化学基礎特論 I   Basic Concepts of Organic Chemistry I

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開講元
化学コース
担当教員名
大森 建 
授業形態
講義    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4  
クラス
-
科目コード
CHM.D401
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2022年3月16日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

有機化合物の立体化学や立体電子効果など、有機化合物の構造や反応の立体選択性に関わる基礎的事項について概説する。

到達目標

立体電子効果および分子軌道論など、有機化合物の立体化学や反応の立体選択性に関わる基礎的事項について理解し、説明できる。

キーワード

立体電子効果、有機化合物の立体化学および立体配座

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

オンラインによる授業を基本とする。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 立体電子効果:Filkin–Annモデル、Cieplakモデル、Bürgi–Dunitz trajectory 授業内容について復習するための課題を課す
第2回 立体電子効果:シクロヘキサン誘導体の配座と反応性、A-value 授業内容について復習するための課題を課す
第3回 立体電子効果:アノマー効果 授業内容について復習するための課題を課す
第4回 立体電子効果:ゴーシュ効果 授業内容について復習するための課題を課す
第5回 立体電子効果:Baldwin則 授業内容について復習するための課題を課す
第6回 立体電子効果:Bredt則、小員環化合物の反応性他 授業内容について復習するための課題を課す
第7回 立体電子効果:その他の立体電子効果および演習 授業内容について復習するための課題を課す

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし

参考書、講義資料等

立体電子効果について
1) Stereoelectronic Effects, A. J. Kirby, Oxford University Press
2) Stereochemistry in Organic Compounds, E. L. Eliel and S. H. Wilen, Wiley;

成績評価の基準及び方法

講義全般に関し、その理解度を期末試験、演習およびレポートにより総合的に評価する。期末試験は対面式を予定。ただし、状況によってはオンライン形式あるいはレポートに変更する可能性もあり。

関連する科目

  • CHM.D201 : 有機化学第一
  • CHM.D202 : 有機化学第二
  • CHM.D301 : 有機化学第三
  • CHM.D331 : 合成有機化学
  • CHM.D333 : 有機反応論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

有機化学に関する基礎的知識を有すること

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