2020年度 放射光科学実習   Laboratory Training of Synchrotron Radiation Science

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開講元
化学コース
担当教員名
北島 昌史  穂坂 綱一 
授業形態
    
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
CHM.A431
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

放射光は化学及び物質科学における普遍的な解析ツールとして広く用いられている。そのための基本的な実験技術と解析法を実習により修得する。実習は、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 放射光科学研究施設にて行う。本実習により、放射光パルスと同期した時間分解単一光子計数法及び、時間分解スペクトルの解析法を修得する。

到達目標

1)放射光を利用するための基礎的な実験技術を習得する。
2)時間分解単一光子計数測定を行えるようになる。
2)放射光パルス特性を利用して得られた時間分解発光スペクトルを解析できるようになる。

キーワード

放射光、放射光パルス特性、時間分解計測、光子計数法

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本実習は、二日間、行われる。実習は、高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 放射光科学研究施設にて行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 初日 1)放射光科学概論の講義 2)実験ステーションの説明 3)装置の組み立て 3)装置の真空排気 二日目 1)放射光用分光器のテスト 2)検出器および計数系のテスト 3)放射光パルスと同期した、原子および分子のけい光の時間分解単一光子計数測定を行う。 4)得られた時間分解スペクトルを解析し、励起原子の寿命を求め、それを理論値と比較する。 基本的な放射光利用技術を修得する。 時間分解単一光子計数法を理解する。 時間分解スペクトルの解析法を修得する。

教科書

テキストを配布する。

参考書、講義資料等

なし。

成績評価の基準及び方法

レポートにより評価する。
放射光を利用した実験内容の理解を試す。

関連する科目

  • CHM.C401 : 物理化学基礎特論
  • CHM.C432 : 量子化学特論
  • CHM.C431 : 分子化学特論

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

北島昌史 mkitajim[at]chem.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで予約すること。
北島昌史 (西4号館503号室)

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